2016.7.1 cakesウラ話〜最も惚れた時のピークが高ければ高いほど、別れるまでの時間は長くなる〜

--この記事は「投げ銭記事」です--

こんにちは、外科医の雨月メッツェンバウム次郎です。
今日から七月に入りました。そろそろ関東でも梅雨が明け、病院で働く医者としては熱中症の季節になります。霧吹き、うちわで治療です。

さて、今回のcakesでは

なぜ女はすぐ付き合いたがり、なぜ男は付き合いたがらないのか

という記事を書きました。
「付き合いたい女、付き合いたくない男」なんてそのうち新書のタイトルにでもなりそうな雰囲気ですが、今回はタイトルを熟考いたしましてこれになりました。

さて、今回のウラ話・・・の前に。

先週noteにアップしたウラ話「平日の夜、休日の過ごし方だけで人生は決まる」が大変なご好評を頂きました。投げ銭制にさせて頂いたのですが、なんと5400円もの投げ銭!一人百円ですから54人の方から頂戴し、それにプラスサポートが11件で合計1500円も頂戴致しました。この記事で現在6900円もいただいたことになります。本当にありがとうございます。御礼を申し上げます。

こんなに頂いて嬉しかったのですが、何より嬉しかったのは金額の多寡よりも、これだけの方々が「しょうがねえ、なかなか面白かったから雨月に投げ銭してやろう」と思ってくださったこと。一本幾らという記事原稿の依頼を受けることもあるのですが、それよりも遥かに書き手として充実感があります。pv(読まれた数のこと)よりも原稿料よりも編集者さんの「最高に面白かったです!」よりも、この投げ銭がどれほど書き手にとって勇気と充実を与えるか。
正直申し上げ、私は過去に200万pvを超えた記事を書いたこともありましたが、それよりも前回のnote記事の方が遥かに嬉しかったのです。

株式会社ピースオブケイク(このnoteやcakesをやっている渋谷の会社です)のスタッフの皆様へ。投げ銭制はクリエイターの新しい評価軸として非常に魅力的だと思います。しかもコインなどの代用通貨とせずにガツンとキャッシュです。「ネット記事にキャッシュで払う」という文化が芽生え、少しずつ醸成されてきているのを驚きをもって感じます。私もばんばん買います!という気になります。しかも有名人の鍵付き有料記事ならまだわかりますが、私のは無名人の鍵無しです。これは本当に驚きでした。もしかしたらピースオブケイクス代表の加藤さんはこういうことがしたかったのでしょうか。こんな時代が来るなんて、本当にびっくりしています。

さてここはウラ話ですから、「付き合う」ことについて議論したcakes本編に準じてお話致しましょう。
昔からの友人たちを見ていて思うのですが、付き合っていつも長いパターンの人と、付き合っていつも短命政権の人っていますよね。ふしぎなもので、あんまり長短入り乱れるという人っていないみたいです。私はどちらかというと長い方です(最近短いこともありましたが)。

この違いって、一体どういうことなのでしょうか?

私考えたのですが、付き合う期間の長さって「付き合う時の慎重さ」に比例すると思うのです。頭の中にグラフが浮かんでいますが、いま大阪に学会に来ており移動しながら書いているのでグラフを描くことが出来ません。文字で言うと、タテ軸に「好き量」ヨコ軸は時間で、「慎重さ」はその曲線のピークです。出会ったときはゼロだったり最初から高かったりしますが、相手のことを知るうちにぐんぐん上がっていき、付き合う時がピークです。その時の「好き量」がイコール「慎重さ」です。

すみませんグラフを追記します。

大阪の早朝のホテルでこんなグラフをkeynoteで作っている私は変態なのでしょうが。

好き量は減衰していきますが、その時の傾きはみな一定なのです。どんどん減っていって、ゼロで別れる人もいる。ゼロにならずに「これ以上君といると君のことが嫌いになってしまう」というタイプ、マイナスになっても再浮上を期待して粘るタイプがいます。

これを一般化するとこうなります。


最も惚れた時のピークが高ければ高いほど、別れるまでの時間は長くなる


もちろん付き合う時がピークでは無いこともしばしばありますし、結婚した場合などは「出産」などのイベントで再ブーストされることもあります。

これはDpR(depth of response)という抗癌剤を使う時のストラテジーで、某製薬会社が有名な先生に世界に向けて提唱させた理論に着想を得ています。

話を戻しますと、いつもすぐに別れる人はいつも好き量が少な目のまま付き合うという、ある意味easy goingなわけです。いいか悪いかは別として、です。

だからなんだという話なのですが、いつも短命政権で別れてばかりいる人は少し「付き合う」ハードルをあげて、十分に好き量が高まったところで付き合うことを決めてもいいかもしれませんね。これを一言で言うと「慎重さ」ということになります。

ま、付き合う付き合わないって一人でやる話じゃなく、相手というコントロール不能な他人というファクターが入りますから、そんな狙い定めて付き合ったりすることは出来ないとは思いますけど。

今回はそんなお話でした。ではまた来週。

この記事もいつも通り投げ銭とさせていただきます。投げ銭をして下さった方のために、今度は二日酔いの時に医者はどうしているか。簡単にまとめました。特に外科医は詳しいのです、なぜなら大酒呑みが多いですからね。

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2016.7.1 cakesウラ話〜最も惚れた時のピークが高ければ高いほど、別れるまでの時間は長くなる〜

雨月メッツェンバウム次郎

200円

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cakes連載記事、あそこには書けない週刊ウラ話

cakesで毎週金曜の連載「それでも僕は、外科医をやめない」のウラ話や続きを書いています。ここだけでもお楽しみ戴けます。

コメント3件

あー…若い頃ことごとく短命派→結婚前は慎重派だったので、納得です(笑)
本編は…わたし男ホル女子確定だなぁとつくづく実感しました…どうしても自由がないと無理で、若い頃ってことごとくダメになった理由がソレでした。

二日酔い、韓国では沢山水を飲むって聞いたことあります。
抗がん剤やり始めてチェイサー頼むようになったんですが、お酒の間に水飲むってなかなか慣れなくて。
結局帰ってからポカリ派です。
点滴ケモの間もフツーに呑んでました、ビールが不味くなっちゃったけど…(^^;;
先輩同病者からはドン引きされます、それだけ変わってるんだなぁと思いました。最近は食制限あまり厳しくないですよね。
雨月さんの分析、とても楽しいです。新しい視点や未知なる同性(自分の周りに居ないようなインスタグラマーなど)のお話など。。付き合う事を確約しないでいい関係を持続できたら最高だと思いますが、やはり自分に自信がないのだと思います。ちゃんと自分に向き合ってくれているという姿勢が欲しいのでしょうね。
私はアルコールに弱いので飲み方の参考にさせていただきます。
好きな人たちと楽しいお酒を飲む幸せ。。1週間酒豪になって浴びるように飲んでみたいです。
わたしには恋愛ダイアグラムが当てはまっていないみたいです。でも二日酔いの対処法は拝見させて頂いて良かった。自分の身体が指南してくれて、自然と同じ方法を取っていたのですが、これでいいのかなぁ、と思っていたので、お墨付きの対処法になりました😆
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