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あなたの会社がなくなったら困るのは誰?

情報発信とブランディング


ブランディングとは情報発信が大きな比率を占めると感じて
いましたが、もっと自分の中身に注意を向ける必要があると
この本を読んで感じました。

毎月楽しみにしている、「本の価値を何倍にもする読書会」
の課題図書ということで手に取ってみました。

実は、発売直後に大人気のため在庫切れになってしまい、
Amazonキャンペーンが数回延期となり、なかなか手に入ら
なかったという伝説の本になっています。

そして、著者の櫻山貴文さんは、川原さんが初めて門外不出
だった「実践読書術」を社外に伝えた1人目ということで、
ビリ読実践者の中では期待の1冊となっていました。

個人的には、出版社が、わたくしが初めて出版した「人は
なぜコミュニティをつくるのか」と同じ、セルバ出版さんと
いうことで、別な意味でもテンションが上がっていました。


ブランディングとは何か?


ブランディングにおいて大切なのは、誰に対して、何を、どの
ようにこだわるのかを明確に言葉であらわすこと。ブランドの
本質とは、受け手の中にあるということを忘れないことである
というのが、本から受け取ったメッセージです。

ついつい、外に向けて情報を発信することがブランディングだ
と勘違いすることがあります。また、憧れられる存在にならな
ければいけないと、豪華なホテルのラウンジなどで,優雅な食事
タイムを過ごす自分の写メをSNSにアップすることだとご認識
されているような場合も多いかと思います。

たしかに、「キラキラブランディング」と呼ばれるジャンルや
やり方はあるのかもしれませんが、本当のお客さまに届けたい
姿なのでしょうか?自分たちは、こう思われたいという姿を
あらわしているものでしょうか。

こうした、会社の内部であったり、自分の内面を深堀していく
ことこそがブランディングという活動だと感じます。

差別化ではなく独自化


ドキッとする質問が、本文の中に出てきました。
「あなたの会社がなくなると、お客様はどのくらいの時間で、
代わりを探すことができるでしょうか」

同業他社と何も変わらないサービスや商品を提供していると、
一瞬で代わりが見つかり、何も困らないという状況になります。

差別化に走ってしまうと、価格競争に巻き込まれたり、特別な
ことをしなければという発想に陥りますが、独自化に梶を切る
のが大切だということです。

自社のサービスの中で、どんな強みを活かすことが世のなかの
役にたつのだろうか。自社は誰の役に立ちたいと思ってビジネス
をしているのだろうか、ということを常に考え続けて、実行して
いくようにしたいと思います。

強みを活かすというのが、独りよがりな得意分野の押し売りとな
らないように気を付けることが重要です。特徴を打ち出すために
何をやるかより、何をやらないか決めて集中すること。

まさにビリ読で毎日トレーニングしている思考です。

「誰に・何を・どのように」という3つの問いかけを常に投げか
けてお客さまを明確に選ぶことで、選ばれるようになる。そして
理想のお客さまを喜ばせることで、結果的に会社の成長にもつな
がり社会貢献できるという、三方良しの経営をしていきます。


今日ご紹介したのはこちら!

『ブランディングは中小企業を救う』 

著者:櫻山貴文

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https://amzn.to/3cmXFKf


本の価値を何倍にも高める読書会


ビリオネアの読書術、考案者である、川原さんが主催されている
著者参加型の読書会です。

著者の実践的なメソッド活用のお話を聞いたり、ワークをしながら
読むだけでなくどのように実践していくか落とし込んでいくという
本の価値を高める内容です。

しかも、本の購入費用だけで参加できるという「超お得」な会。

興味のある方は、ぜひご参加ください。

今月の課題図書は『ブランディングは中小企業を救う』です。


日程 9月25日 19:00~21:00
会場 オンライン(ZOOM)
費用 本の購入代金のみ(Amazonでお買い求めください)

詳細はこちらから
☞ https://www.reservestock.jp/events/468957


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