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ドリンカレー開発編:小規模だからできることをやっていこうと決めた日

毎朝、白湯を飲んでいて、そこにスパイスが入っていたらいいのではないか、というところから考えついた飲むカレー「ドリンカレー 」。商品化することを決めてからいくつものサンプルを作ってもらいましたけど、まあなかなか味を決めるのは難しかったです。

サンプルの袋は今でもほぼ保管してありますけれど、その途中段階でどうしても溶けにくいスパイスがあることがわかりました。「溶けやすくしたい」とリクエストした際に提案されたのが、増粘剤の一種(材料名は書きませんけど、これもまたドリンカレーサンプル箱の中に保管してありますw)を加えることでした。

もちろんその増粘剤を加えたものも飲んでみましたけれど、正直おいしいと思えなかったのです。後味も気になりましたし、直感的にも「入れちゃダメだ」と感じました。なので「入れたくない」「入れないでください」とお願いした経緯がありました。

商品としては、もちろんさらっときれいに溶けた方がいいけれど、そのために増粘剤を入れるのはドリンカレー(のポリシー)としては何だか違うよなあ、って気がしたのです。その時に思ったことは、まずは自分が「おいしい」と思えるものを作ろう、「自然であること」を大切にしよう、ということであり、それはイコール小規模だからこそ作れる商品を作ろうという決意でもあったわけです。ちょっと大げさですけども、それこそが肝であるとも思えました。

なのでドリンカレー の注釈に、※ドリンカレーは「自然であること」を大切に作られていますので一部、溶けにくいスパイスも含まれております。スプーンで混ぜながらお召し上がりください。という一文を入れることにしたのです。

ドリンカレー が商品として出来上がった今、実際たくさんの方に飲んでもらった際の反応や感想に触れて、「それでよかったんだな」「無添加にしてよかった」と実感しています。

これからも自然であること、安心して飲んでもらえる商品であることを大切に、小規模だからこそできること作れるものをご提案して行きたいと思っています。もちろん改良点、改善点にも対処しつつ、一人でも多くの方に気に入っていただけて、長く売っていける商品に育てて行きたいと考えていますので、ぜひ今後ともドリンカレー をよろしくお願いします😃

ドリンカレー 公式サイト&ショッピングサイト:drincurry.com

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