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エッセイ

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徒然なるままに駄文を書き連ねます。情報社会論、メディア論、現代思想系がナンチャッテで下地になってるかもしれません(笑)
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記事一覧

【大学の歴史・前編】中世ヨーロッパから近現代-独[研究大学モデル]仏[高度職業人育成…

教養とは?時代が大きく変化する今日、なにかを学ぶことが求められています。 なにかを学ぶと…

500

『宗歩の角行』を読み解く!

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【大学の歴史・後編】米[大学院創設への道のり]日本[高等教育の問題点と大学改革]につ…

米国における大学発展の経緯と大学院創設の背景、日本における高等教育の問題点として経済環境…

300〜
割引あり

視覚と聴覚をめぐる文化的位置づけ

訳者の遠藤知巳があとがきでまとめている通り、クレーリーは、「近代において、見るという営み…

日記~2011年3月

ふと、東日本大震災が起きた頃のことを思い起こしている。 2011年のことだから、すでに10年以…

音楽之友・ゲリラ的進軍・東日本大震災と趣味の雑誌媒体

音楽之友音楽之友社が発行する『レコード芸術』の休刊が報じられた。創刊してから70年余りをも…

社会的なるもの・Qアノン的価値観・化石(ChatGPTと教育)

社会的なるものブルーノ・ラトゥールは、「社会」なるものを検討するにあたって、「社会」societyではなく、「社会的なるもの」the socialとして扱った。 「社会」と名指せば、それぞれが思い描く「社会なる実体」に引きずられるし、そもそも社会学の既存概念を問い直すことにつながらない。したがって、「社会的なるもの」というセッティングは学問的なアプローチとしてとても適切だった。 (ラトゥールについては、こちらの方が非常に詳しく追っているので、参考にされたい) そこで問われ

ど素人、哲学的なるもの、ベンヤミン・アーレント

アーレントとベンヤミンハンナ・アーレントによる『暗い時代の人々』のなかで、ヴァルター・ベ…