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妻の体力回復を願いながら眠りにつく

あっちこっち、そっちこっちへ忙しなく動きまわる息子。

荷物を担いで、時にはベビーカーを押しながら、それを追いかける日中の妻は忙しい。

僕が仕事を終えて、帰宅する頃には妻はガス欠状態。

昨日も帰宅した僕の顔を見て、ホッとしたら、ソファに横たわって、ぐったりしていた。

GW中に息子と一緒に多くの時間を過ごした僕は、日中一人で面倒をみていたら、そりゃ疲れるよなと同情に似た共感を自然と妻に抱いた。

それから、準備してあった牛肉を焼いて、妻が作ってくれていた野菜スープとざく切りしたトマト、ナムルをダイニングテーブルに運んで、妻と夕食をとった。

息子をお風呂に入れたのは、僕。お風呂から出た息子を受け取り、パジャマを着せ、お茶を飲ませ、ハミガキをして、寝かせたのは妻。

その後、妻が苦労しながら息子を寝かしつけ、目ボケ眼をこすりながら起きてきて、お風呂に入った。

妻が濡れた髪をドライヤーで乾かしてから、妻へのエネルギー注入タイム。

すぐに酔っ払うのに、お酒好きな妻と一緒に飲むために、買ってあった白ワインを開けて、乾杯。

妻のエネルギーが満タンになった目印は、赤く染まった顔。

妻の顔が赤くなったら、気持ち良さそうにしているうちに寝室へ移動。

ぐっすり眠ってもらって、翌日のために妻の体力が回復しますようにと願いながら、僕は静かに眠りについた。

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