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自分の存在意義

あんたは誰かから受け入れられたいと思うかい?

どうも、いっきさんの感覚によると、「謙虚」で「優しく」て「上品」である必要があるらしい。

確かにそう言語化されると「そうじゃない」ってのは言う方法がないと思う。
って言うか現実の一面をうまく切り取ってくれている記事だと思うんだ。

その上で、こうも思う。

おい、お前は「謙虚」なのか?
おい、お前は「優しい」のか?
おい、お前は「上品」なのか?

そう言われるとだよ。
自身を持って「はい」って言うのってめちゃくちゃ難しいじゃんか。

今回は俺の感覚で言う「俺が受け入れられる状態か」ってのを見直してみる回だ。

ちっと、あんたが俺を「いいヤツ」って思っていい理由ってやつを一緒に拾いに行ってくれよ。

俺は「謙虚」なのか

これ結構ムズいよな。

なんでって?
だってさ「俺は謙虚ですけど何か?」とか言った瞬間に謙虚じゃないじゃん。
謙虚ってのは何かを主張した瞬間に消え失せちゃう何かなんだよな。

そう考えちゃうと、謙虚であることってワリカシ無理ゲーになっちゃうんだよな。

だって「自分」について真剣に考え始めた瞬間に謙虚であることが出来なくなっちまうってことなんだもんよ。

オッサンともなると誰かがなにかを言ってくれるなんてことがものすごくレアになるんだよな。
だってめんどくせえもん。

そのために俺は謙虚であることが求められる。
謙虚な俺だったら、もしかしたら誰かがなにか俺の改善点を
言ってくれるかもしれないしな。

じゃあ、どうやって俺は謙虚になれるのか?

たぶんだけれどさ。
俺の出来ないこと。
俺に足りないこと。
そう言うことに常に意識を向けるってことなのかもしれないな。

めちゃくちゃ辛いけどね。
「なんにも変わってないじゃねぇか!」と進撃の巨人のエレンみたいに叫びだしたくなる衝動にかられるやつだ。

俺は「優しい」のか

優しいってのは実に難しい。

なんつってもだ。
俺自身が「優しくされた」ってことを証明することが実に難しい。

いや、俺の感情として優しくしてもらったって感情はあるのよ。
でもそれってさ、俺の感情でしかなくって何をもってその感情が沸き起こったものなのかなんて自分でもわかっちゃいないわけよ。

その逆で、自分が何をすれば優しくしたと思ってもらえることになるのかなんてさ。
回答を導きだすことそのものが無理ゲーだと思っちまうんだよな。

なにしろ、「優しくする」ってことが何かってことを定義すら出来ないんだから。

俺は「上品」なのか

最後に考えるのが俺の「上品」さについてだ。

そもそも上品ってなんだ?

おそらくだけれども、上品ってのは「感情を表に出さない」ってことなのかと思ったりした。

感情ってさ、本質的に自分でコントロールすることが出来ないからワリカシ頻繁に他者を傷つけてしまうことが多い。

このコントロール出来ない部分を隠し通す。
そのことを上品って表現をするってのが俺としてはあんまし違和感なくとらえられるんだけれども、あんたはどうだい?

で、その意味でいけば、俺は上品に振る舞えている部分はそれなりにある気がする。
もちろん漏れでしてしまっている感情ってのはあると思うけどね。

仕事でもプライベートでも、俺たちは自分の意見をぶつけたくなってしまう。
でもプロセスとしてまずは相手の意見を聞いてからそれにロジカルに対応するってのが大事になってくるってのはあんたも経験しているだろ?

そう考えると、俺たちが「上品」であることってのは、結構大事なことなんだろうな。

俺たちはなぜ「受け入れられたい」のか

ここまで書いてきたけれど、そもそも俺たちは他のヒトから受け入れられたいってのはホントか?

俺個人の感覚では、めちゃくちゃ受け入れられたい。

なぜって?

だって自分で自分が存在していて良いって証明が出来ないんだもんよ。

あんたは必要だ。

そう誰かに表現してもらわないと今俺がここにいて良い理由を俺に説明できないんだもんよ。

だからよ。
俺たちは傍らにいる誰かに常に言わなきゃいけないと思うんだ。

あんたは謙虚だ。
あんたは優しい。
あんたは上品だ。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは傍らの誰かの存在意義になれると思うかい?

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