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ワクチンの苦しみと格差と

あんたもワクチンの3回目接種がどうのこうのってニュースを眺めているかい?

現実問題、ワクチンの効果が永続するわけはないんだけれども、俺の場合2回めのワクチン接種の副反応がえげつないことになったんだよね。

で、俺の低めのアンテナにこんなニュースが飛び込んできた。

マジか。
3回目を半年以内にしないと感染状況が年明けにエライことになるってか。

またあのもがき苦しみを経験しないといけないってか。
しかも2回目であれなのに、3回目ってもっとエライことになるんじゃないのか?

もぉさ。
副反応でエライことになるってのが日常になるってことなのか?

今回はこの「ニューノーマル」について考えてみる回だ。

ちっとおっかない話だけれども付き合ってくれよな。

ワクチンが前提の世界

この3回目が必要で、しかも2回目から半年で接種が必要ってのは、年に3回ペースでワクチン接種をし続けなければいけないってことを言ってるわけだよな。

俺の場合は2回目でメチャクチャ体調不良になったわけだけれども、3回目ともなると、どんだけ副反応が出るのかってのは恐怖の対象ですらある。

でも、そのワクチン接種が年3回ってペースで必要になるってのが現実問題だとして、要するに年3回は人工的に体調不良になる生活ってのが新しい生活スタイルってことになるわけだ。

いやぁ、ただですら体にがたが来ているって実感している昨今にだ。

正直、勘弁してくれって思いがこみ上げてきている。

ところが世界的な潮流を見ると、ワクチンパスポートによる行動制限解除って動きが普通になりつつある。

まあ、経済を止めないための言い訳みたいなものは絶対必要だってのはわかるんだよ。

そうでもなきゃ、ホント今の世の中はどうにかなっちまうと言う意見は出てこなきゃおかしいとすら思う。

治療薬という希望

こうなってくると、医療体制がある程度脆弱な場所でも処方を受けられるような経口治療薬ってのが大切になってくるってのは思うよな。

実際、治療薬開発は取り組んでもらっているらしく、承認を急ぐ動きもあるってことらしい。

ただ、当たり前だけれどもそう言う薬も万能じゃない。
今の所、入院や死亡のリスクを79%減らすってデータがあるみたいだ。

逆に言うと2割位のヒトにはあんまり効かない薬ってわけだな。

おそらく次の衆議院選挙が前倒しになったことで、ワクチン3回目って流れは加速していくんだろうな。

どうも、あの副反応に毎年何回か苦しみ続けるって生活は避けようがないみたいだね。

それでも世界的に見たら恵まれている状況なんだろうから、その新しい生活を受け入れる準備を進めないといけないね。

ワクチンが接種できない地域

とは言えだ。

現実問題として世界を見回してみるとワクチン接種がママナラナイ国や地域も普通にまだまだある。

ワクチンパスポートって前提はそう言う場所に住まうヒトを廃絶する事になりかねない。

しかもそう言う地域は経済的にもともと脆弱であることが多い。
今日働けないことで、明日の生活に支障が出るヒトも多いんだと思う。

そんな地域で感染拡大が起きて、ワクチン接種が出来ている地域のヒトは感染が抑えられてなんて状況が起きたら、今まで目をつむってきた事実が浮き彫りになると思わないか?

つまり「命の格差」だ。

2020年9月データだけれども、致死率は3.8%。

それだけのヒトの命の格差が出来るって話だ。

加えて、そう言う地域のヒトがワクチンを接種出来たとしても副反応で仕事が出来ないことで、別の意味の怖さも出てくる。

これって別に国外に限った話じゃなくて、医療環境が脆弱な地方でも普通に起きる話だよな。

新たな差別

その結果、怖いのがこのワクチン接種を受けられているかどうかによるヒトの区分だ。

ワクチンパスポートって存在は確実にその新たな差別を象徴しちまう。

ワクチンを受けられない状況に置かれているヒトへの差別。
ワクチンを受けないという意思をもったヒトへの差別。

この2つの差別って絶対あってはならないことだと思うんだけれども、ワクチンパスポートはそれを浮き彫りにすることは明白だよな。

でも、ワクチンパスポートがなければ経済活動を停滞させるってのも現実だ。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは定期的に体調不良になりつつ、それでも誰かを排除しない世界を手に入れるために何が出来るんだろうか?

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