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コミュニケーション手段の変化

あんたも仕事で電話をかけるよな?

電話ってやつは仕事では必要不可欠だと思いはするものの、実のところできれば使いたくないツールだ。

今日はそんな電話の話をしよう。

まず最初に言っておきたいのが、俺は電話がきらいってこと。なぜかって?電話ってやつはかける側の都合でかけられる側の都合を無理やり調整させるツールだからだ。

例えば、あんたが今日が締切の仕事に取り組んでいたとする。で、そこに電話がかかってくる。
そうなると、あんたは今日までに仕上げなければならない仕事を中断して相手の電話にでることになるよな?
仕方ないってんで、電話に出てみると
「なあ、あの件どうなってる?」
とか言われるわけだ。

こんなことは日常茶飯事なんだろうけれど、ここにはすげー無駄がある。

まず1つ。集中してこなさなければならない仕事を中断されること。

仕事に限らないけれど、作業ってのは集中してやっつけるのが一番効率がいい。
集中していれば1時間で終わる仕事でも、途中で割り込みが入ると3時間かかっても終わらないなんてのはザラだ。
つまり、あんたに割り込みを入れるっていうのは、あんたの2時間を奪う行為ってことになる。

次に、電話はタスクの状態を記録できない手段だってこと。

さっきの電話で「あの件」の状態について会話できたとする。
でもその会話内容は基本的に記録に落ちない。

お互いの記憶でだけ管理される状態になる。つまり言った言わないの元ネタになりかねない。

タスクの状態管理はSlackなどを使うことで劇的に管理しやすくなる。Slackなら状態をひと目で理解できるのに、電話をかけて確認すると、素晴らしく無駄な時間が費やされることになる。

Slackなどのツールを活用する場合

作業者:タスクの状態を登録する時間
管理者:タスクの状態を確認する時間

電話を使う場合

作業者:電話を取る時間
    電話で会話する時間
管理者:電話をかける時間
    電話に出るのを待つ時間
    電話で会話する時間

ツールを使えば、必要最低限の時間ですむところを、電話だとものすごいオーバーヘッドをかけることになるのがわかるよな?

そんだけ無駄が多いツールである電話。
LINE通話も同じだぞ?

でも、電話をせざるを得ない状況ってのは確かにある。

どんな状況か?
言葉では伝えきれないと電話をかける側が認識する場合だ。

「あ~これは直接話しとかないと伝わらないな」って感じるとき、あるよな?

ただ、自分で書いておいてなんだが、実のところそんな感覚ってのは錯覚でしかないような気がしている。

非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)ってのがコミュニケーションを円滑にするってのはわかる。

人間関係の構築のためにノンバーバルコミュニケーションをするってのは重要なことなんだろう。

だが、それが日常の作業で本当に必要だと、あんたは思うかい?

会議とか予定された時間枠の中でノンバーバルコミュニケーションが行われることは、意味があるかもしれない。

ただ、電話という強制的なノンバーバルコミュニケーションは本当に必要なんだろうか?

ほんの数十年前、俺たちにはメールもなんもなかった。その時のコミュニケーション手段は電話しかなかったわけだ。

だが、時代は変化して様々なコミュニケーションツールが登場してきている。

なあ、あんたはそんな変化をどう思う?

変化を恐れるかい?
変化を使いこなすかい?

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