見出し画像

ポーランドへのミサイルが持つ意味

あんたもポーランドにミサイルが着弾して犠牲者が出たってニュースを見たかい?

この話が出てきた当初はロシアがポーランドを攻撃したって文脈でニュースが流れてきた。
ただ、このnoteを書いている時点ではウクライナが偽装的にミサイルを撃ったように見えるって話も出ている。

事実関係は全く俺には判断できないわけだけれど、ミサイルを撃ったのがロシアにしろウクライナにしろ、実に多くの問題を生み出すもんじゃなかろうかって思ったりするんだよね。

今回はこの事件に対して一旦パターンを整理しておこうって回だ。

ちっと、この世界の歴史の節目になるかもしれない事件について考えておこうぜ。

ポーランドが何処かから攻撃される意味

まずはポーランドってのはNATO加盟国なわけだ。
それが何を意味するのか?

NATOってのは東側諸国からの攻撃を受けたときに、加盟国は一致協力して加盟国を攻撃した国に対して軍事的対抗をするって条約で固められた組織なわけだよな。

つまりそのNATO加盟国であるポーランドが攻撃されたって事実はNATO加盟国全部に対する宣戦布告に等しい意味を持ちうるんだと思うわけだ。

これは各国の思惑なんてものの上位にNATOという枠組みがあるってことがNATO加盟国のメリットになっているという事実がある以上、おいそれと陳腐化出来るもんでもない。

ロシアがポーランドをミサイル攻撃した場合

そう言うえげつない前提を考えた上で、今回のミサイル攻撃がロシアによって行われたケースを考えてみる。

まず、意図的にロシアがポーランドをミサイル攻撃したって場合、もうわかりやすくNATOの条約に照らしてロシアはNATO加盟国の攻撃対象になる。

ところが、この攻撃をNATOが始めてしまったらシンプルに第三次世界大戦って状況が作り出されることになるよな。
そして、その主戦場はウクライナになる。
今以上の悲惨な戦場がウクライナに作り上げられるってことだ。

では意図的ではなくロシアがポーランドにミサイルを撃ち込んでしまっていたって場合はどうだ?

つまり、ロシアがウクライナを攻撃しようとして意図せずポーランドにミサイルが流れてしまったってケースだ。

この場合はロシアは何らかしらの賠償を提示した上でポーランドに国際的にワビを入れるって姿勢を示すことでナシがつくってことになると思う。

ただなぁ。
ロシアは現時点では自らのミサイル攻撃を認めてないんだよな。

そして、第三者的な把握では今のところロシアがミサイル攻撃をしたってのは実に懐疑的と言う判断が出ているってのが上記のニュースでは報じれらているってのが現状なわけだ。

ウクライナがポーランドをミサイル攻撃した場合

ニュースでは今回のポーランドへのミサイルはウクライナから発射された可能性について報道されてたよな。

これ結構エグい話だ。

実際の意図はわからないけれど、客観的に見るとウクライナがNATO諸国をウクライナ戦争に巻き込もうとしているって見られるもんな。
なにしろ、ゼレンスキー大統領みずからが「あのミサイルはロシアの攻撃だ」って言い切っちゃっているもんよ。

国のトップがそう言う「嘘」を言ったなんてことが明るみになったら、もはや何を信じたら良いんだって話になっちまう。

まあ、それを言ったらプーチンくんはどうなんだって話になってくるか。

これが戦争ってことなのかもしれないな。

仮にポーランドへのミサイルがウクライナからのものだと立証されてしまったとしたら、今のウクライナへの軍事支援ってのはどうなるんだろう?

ゼロにはならないけれど、各国の政府は武器供与をするための新しい建付けを考えないといけなくなるよな。

「あれはウクライナのミスだった」ってことにして、今まで通りに武器供与を続けるのか。
つまり「嘘」よりは「ミス」にしたほうがましってやつだね。
でもそのためにはゼレンスキーくんが「ミス」を認めないといけない話になるか。
そんなん出来んのかな?

なあ、あんたはどう思う?

この処理を間違えたら第三次世界大戦につながっちまいかねない事件をどう考える?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?