「読んだけど忘れた」を卒業する本の読み方〜『大人のための読書の全技術』齋藤孝で学べること〜

齋藤孝先生の本は好きで何冊か読んでいるけど

この本は斎藤先生が普段からどれだけ本を読んでいて
どれだけアウトプットしながら本を自分の考え方や生き方に活用しているかが
よく伝わってくる内容だった

本物の読書家の人たちってこんなに読んでるんだなと本当に尊敬する
年間1000冊以上読む人って本当にいるんだろうなというのは今ならわかる

子供の頃から本を読むことが生活の一部になっていて
本を読むことそのものも仕事のうちみたいな人だからできることではあると思うけど
それも逆かもしれない
子供の頃から本を読むことが生活の一部になっていたから
本を読むことが仕事になるようなことをされているのかもしれない

まあどちらにしろ
自分も含めて多くの人が真似できるレベルではなのでそこまでする必要はないが
本を読まないというのは
自分を成長させる生き方を考えているなら
絶対にあり得ない選択肢だと気づかせてくれる
ここまでで十分だ

今まで全く本を読んでこなかった人でも大丈夫
その人の生活レベルで無理のない範囲から始めていけばいい
ちょっとした隙間時間の使い方も紹介されている

時間がなくても
「何のために読もうとしてるのか」
その本を読む目的をはっきりさせてから読むとか

読みたいと思ったうちにざっと目を通しておくことで
読むことへのハードルを下げるとか

前から順番に読むのではなく
大事なところだけ読んでしまえばいいとか


他にも具体的な読書方法が色々紹介されています。


似たような話はDaiGoさんも動画や本で紹介されています。
本をたくさん読む人の方法は自然と似てくるのでしょうか。


私が実際に真似してみようとしているのは読書記録のつけ方。

斎藤先生が「引用ベストスリー」と読んでいる方法
自分なりのアレンジも少し入っています。

読みながら印象に残った箇所に付箋を貼る
というふうになっていますが、

読みながら「これは自分に当てはめると〇〇の場面で使えそう」と
実際に活用できそうなことを思いついた時

あるいは「これは他の〇〇と同じようなことだと思う」と
何かとの共通点を見つけた時

この2つの場面にであったら付箋を貼るようにしてみました。

ただ楽しむために本を読めばいいのかもしれませんが
せっかく読んでいるなら覚えておいて何かの役に立てたいと思うもの。
だったら
そんな場面を意識的に記録に残せばいいじゃないの
それくらいの感覚です。

共通点を見つけるけた時もチェックするのは
それが普段から自分が考えていることであり
自分の価値観や問題解決の主軸になっていくものだと
考えているからです。

共通点で結びつけておくと応用が効きますしね
斎藤先生は概念転換法とよんで関数に当てはめて考える方法を紹介されています。
とても共感できて、好きなやり方です。


せっかく読書をするならより役にたつ読み方をしようというコンセプトで
読書記録記事とタイアップさせてみることにしました。

これからこうやって記録をつけながら読書することで
何かが変わるか、ちょっと楽しみです。

その振り返りは年末くらいに。


ちょっとお小言の悩み事

雑誌を読むくらいの軽い気持ちで読んでいるKindleの中の本
これをどうまとめようかと悩んでいる
せっかく読んだんだから記録を重ねて達成感を増やしたいというただの欲望

数字にこだわりすぎると本末転倒になるよと
自分で自分に注意を呼びかけてみる

本を読んで自分を成長させようと思うのは
毎日穏やかにスッキリ過ごすのが目的なので
数字を追いかけすぎて自分が乱高下するのは目的に反している
一番大事にしたいことは何なのかは見落とさないようにしないと



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