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コミュニティに参加したいから社内承認を得る!

皆さんはビジネスに関連するコミュニティに参加するために社内承認をどのように得ていますか?難易度は会社によって違いますよね。

・上長が「コミュニティは遊びじゃないの?」といって即却下
・上長は理解してくれているがその上の上長の承認が下りない…
・コミュニティの参加を勉強会という形で承認を得ている
・取締役までOKの文化であり率先して参加していいような雰囲気がある

皆さんはどれにあてはまりますか? 当てはまらない方もいらっしゃるかと思いますが、私自身は取締役までOKの文化だと認識しております。

現在、コミュニティへの参加は業務時間内でも、どんどん行ってきてほしい!と会社的にもありがたいことに言っていただいたのは、社内へのアプローチを徹底してきたからだと思います。そんな社内アプローチを徹底できたのは、本来の参加目的であるITツールに関するインプット以外のことを意識していたからです。

本記事では、よしぼー的にコミュニティに参加する際に意識するインプットの仕方をお伝えさせていただきます。

【本記事を読んでほしい人】

・社内でコミュニティへの参加承認をなかなか得られない人
・コミュニティでインプットしたことをどのように社内にアウトプットするか悩んでいる方
・コミュニティでのインプットの仕方をアップデートしたい方

コミュニティに参加する目的は「インプット」

私は会社で運用しているITツールのユーザーコミュニティには必ず参加しております。

社内的に「コミュニティ」といって承認を得づらいならば「ITツールの勉強会」「セミナー」といって参加するのは上等手段。
「このセミナーや勉強会に参加することでITツールの使い方を深く理解することで社内での利活用に役立てたい」
というのは決まり文句です。

とはいえ、インプットしたことを実践しないと意味がないですし、単純にITツールの利活用促進だけだとパンチが少ない気もします。しっかりと社内の成果物として形を作り、社内に反映するといったアウトプットを繰り返していかないと、やがてコミュニティの参加の敷居も上がってくる可能性があります。

私は、業務時間を使ってコミュニティに参加するためには、ITツールに関連すること以外もアウトプットすることが必要であると考えています。

ではこのアウトプットを作るために、コミュニティではどのような事を意識してインプットすればよいか?お伝えさせてください。

意識したいインプット① 〜他社さんの価値観や考え方~

勉強会やセミナーだと講師側からの一方通行の情報となります。コミュニティは社外の人と交流できる絶好の機会です。ITツールの利活用に関するインプットはもちろんですが、ITツールをどのような位置づけにしているのか、どのような存在なのか、その先のITツールの導入プロセスや意思決定などの価値観や考え方を意識してインプットするといいかと思います。

社内でのアウトプットは、ITツールの導入提案やITツールの違った角度からの使い方を紹介する際に「コミュニティで○○社の△△さんと交流する機会があって、その方の考え方を取り入れたからこそできたんですよ!」という感じ。そうすると、コミュニティの成果をアピールしやすいのかと思います。また、自分自身のビジネスマンとしての価値観や考え方もブラッシュアップされること間違いなし!

意識したいインプット② 〜コミュニティで使うITツールや仕掛け~

私は「Sli.do」「Miro」「oVice」といったツールはコミュニティに参加して初めて知りました。これらのツールを社内で活用するにはどんなタイミングだろうかということを考えてインプットしていました。

アウトプットするタイミングとして、全社員研修で参加者の意見をリアルタイムで知りたいということで「Sli.do」を使ったことがあります。しかし、匿名だったので社員は言いたい放題。結果叩かれることになりましたが笑
でも、上長に提案する時は「参加したコミュニティでSli.doというツールがあって」と紹介してOKを頂いたんです。
「コミュニティに参加したことで」というのが常套句になりそうですね。

またマシュマロチャレンジもその一つです。
参加していたコミュニティでたまたま体験したので、チームビルディングと題して全社員研修で行いました。単に楽しく行うのでははなく、所属している会社にとってマシュマロチャレンジがどのような効果があるのか、何を持って帰ってもらうのかを含めたプレゼンも行いました。そこで意識したことは、

インプットしたことを自分の所属する会社にフィットさせてアウトプットすること

今でもこの考え方は大事だと思っております。

意識したいインプット③ 〜運営側の動きや考え方をインプット〜

私自身、ITツールの自社事例をアウトプットすることを強く意識しています。事例プレゼンやLTを通して会社の名前を知ってもらう、いわばマーケティング活動も兼ねているからです。
コミュニティで参加者として活動する際、どうしたらアウトプットする機会を得ることができるだろうか?を意識します。すなわち、コミュニティの運営側の動きをインプットすることです。自分から声を上げることもそうですが、どうしたら目をつけてもらえるか。これは、社内営業と通じるところがある気がします。
あわよくば、運営のお手伝いや運営側として携わることで、また新たなインプットが得られるはずです。

社内的には「運営としてお手伝いすることでITツールをコアに使うユーザーやITツールの会社の方と接点を持つことができるんです。これは、社内でのITツールの利活用をさらに促進してくれること間違いなしだと思います!」とお伝えするのはいかがでしょう?私自身も、いくつかのコミュニティの運営のお手伝いをさせていただいておりますが、人と人との繋がりを広く深く作ることができたのはいうまでもありません。
もしくは、「会社の事をコミュニティを通して広く認知してもらう活動として、事例などをアウトプットしたいです」会社のマーケティング的活動、会社の為にということであれば通り易いのではないでしょうか?

社内でもGiverとなることが大事

私的にインプットで意識するべきことを3つ挙げさせていただきました。なにより、社内承認を得るにはインプットしたことを社内情勢にフィットさせて落とし込むことが大事です。でないとせっかく良いインプットも台無しになります。
フィットしたアウトプットをすることで、社内からはGiver認定をしていただき、どんどんコミュニティで良い知見を持って帰ってきてくれる存在として君臨すること間違いないと思います。

私のこのアウトプットが皆さんのコミュニティライフがより良くなることを祈っております。

最後に

私が参加しているコミュニティをご紹介させてください。
①BIツール Motionboard のコミュニティ 『nest』
nestでは「Motionboardマイスターになろう!東京ワーキンググループ」と「セールス&マーケワーキンググループ」のリーダを務めさせていただいております。

②LINEWORKSのユーザーコミュニティ 『LWUG』
私はLINEWORKSのアンバサダーを務めさせていただいております。歯科業界から「仕事楽しい」を通して笑顔を創りたいと想っております。

③サイボウズOffice のユーザーコミュニティ 『オフコミ』
サイボウズOfficeのアンバサダーを務めさせていただいております。サイボウズOfficeは弊社情報共有基盤第1号のITツールなので「愛」が深いです。
皆様のサイボウズOfficeの活用方法や考え方、私のアレコレも共有させていただければと思っております。

④SATORI のユーザーグループ 『SUGM』
MAツールのSATORIを導入して右も左もわからないので参加。先日のイベントでLTをさせて頂く。いずれは事例を発信できればと思っています。

⑤『MZDAO』
前澤友作(MZ)と一緒に、みんなで会社や事業を作るためのオンラインコミュニティです。様々な業界の人、価値観や考え方をインプットできるので月額500円ですが参加しております。純粋なインプット!


コミュニティは様々ありますが、自分のビジネスや人生に合ったものに参加すると未来を変えられると思っております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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