今日は予想外の話が飛び込んできた。
会社を経営していると、その様なことはよくある話だ。

これまで、最大の予想外はこの4年で2度も大きな水災あったこと。過去何十年もなかったことが数年のうちに度々起きるとは思いもしていなかった。これ程大事ではなくても、経営に大きなインパクトを与えるようなびっくり話は時々思いもよらないタイミングで現れる。

会社を生存させるには、こういった予測外の事態に立ち向かう力が必要だ。不運だったと諦めてしまうメンタリティの人間がリーダーだと、その会社が長く生き延びることは難しいだろう。VUCAの時代と言われる先読みが以前よりも難しくなった時代だとなおさらだ。

痛い目に合わないように、あらゆることをシミュレーションしてあらゆる危険を避けることができるなら、経営はとっても簡単だ。そうであるなら、極端なことをいうと頭がめちゃくちゃいい人を雇って超高性能なコンピューターに設備投資すれば、ビジネスは絶対に失敗しないということになる。しかし、残念ながら、その様なことはありえない。

想定外に立ち向かう力、それこそが経営者たるものの最も重要な資質なのかもしれない。