dely株式会社のデザインマネジャーとお話した話

本日dely株式会社の「小林 和央」さんとお話をしてきました。どうもウチダです。

上の記事は小林さんが書いたdelyはプロダクト「kurashiru」のロゴリニューアルの記事です。是非ご覧になってください。

■経緯

ツイッターにてdely株式会社のエンジニア向けのbosyuを発見し「デザイナーだったら興味あったのになぁ」という粘着度の高いかまってリツイートをしたら、デザイナーでも大丈夫ですよーとのご連絡を頂き、人参ぶら下げられた馬の如く大喜びして駆け出した次第です。


■delyってなんの会社?

dely株式会社は「kurashiru」というお料理レシピを短時間の動画で紹介しているアプリの会社です。ウェブサイトもあります。リンク貼っときますね。

お料理が趣味の自分として、また最近UI/UXデザインの世界に転向しようとしていた自分としては「お!?kurashiruの会社だ!名前違ってたのね」という第一印象でした。
今日の募集に乗る前から、kurashiruは一度利用したことがあって、作りもしないのに動画をずっと見てるという変わった使い方をしていました。


■なんの為に行ったのか

無論言うまでもなく転職のために内部の人とのコンタクトを取ろうと茨城から東京に足を運んだ次第です。
ですが、それだけでなく最近のIT界隈の「実際に合ってマッチングを考える」というカルチャーに足を踏み入れていこうという目的もありました。

就活生時代から、いわゆる「面接」システムだと、どうしても相手の企業の特徴や大切にしている価値観をつかみにくいし、こちらも自信の価値観をうまく伝えにくいなぁと思っていたので、このカルチャーの変化は完全にチャンスです。乗るしかない、このビッグウェーブに。


■たった2つの冴えた質問

僕から得られる情報は、小林さんのdely株式会社についての説明と彼の人となりだけです。なので、僕は2つだけ必ず聞く質問を用意しました。

・働いていて楽しい?
・企業ビジョンをそのビジネスで実現しようと決定した理由は?

この2つの質問です。これを言いよどんだら、ちょっと怪しいかもとの警戒もしていました。


■小林さんの印象

さて、上の警戒でしたが、結論から言うとそんなもん杞憂どころか妄想でした。
小林さんに上の質問をぶつけたところ「楽しい」と即答。2つ目の質問は「ビジネスのドメインにそこまで執着はなく、ヴィジョンを実現し、かつ事業とともにメンバー全員が成長できることを大切にしている」とはっきりお答えいただけました。

彼自身は僕と同じく、プロダクトを学生時代に学び、事業としてのものづくりに興味があったそうで、その興味は存分に実現できているように見えました。
終始聡明な感じでお話されていましたが、端々に「私はこう思う」という情熱的な意思や、「事業の成長は自身の成長」という徹底した自分ごと化の気配が現れていて、信頼できるなぁと感じました。
「ローンチ→スケールの「0→1」ビジネスではデザイン思考は役に立つが、スケール→グロースの「1→100」ビジネスではむしろビジネス思考が大切で、ココをバランスよく切り替えられるデザイナーがこれから求められるだろう」とおっしゃっていました。デザインの限界とビジネスとの接続への考察はさすが経験者と思いました。シビれるぜ。
あと、僕がkurashiruの機能の一部が気に入っている旨を話した時に嬉しそうに笑ったことが印象に残っています。割と淡々と話す彼の人間臭い部分が見えたことから、相当思い入れが強いんだなと感じました。


■dely株式会社の印象

小林さんの印象から、dely株式会社の価値観やイメージを逆算します。

・スタートアップで勢いに乗っている会社
・デザインマネジャーのデザインの理解が深い
・経営層のデザイン行為への理解度が高い
・社員が自社ビジョンやプロダクトの目的を自分ごと化できている
・分野横断意識がある(ビジネスを意識したデザイナー、デザインを意識したエンジニアなどなど)
・インナーブランディング意識が高い
・野心的で挑戦的
・ミッション意識が高く、シビア。プレッシャーは重いが成長に繋がりそう。

概ね上のような会社、ないしはそれを実現しつつある会社と判断しました。
端的に言って超面白い会社です。この先のヴィジョンがまだまだ広がっていきそうな可能性を感じました。
あとなんとなく小林さんと働いたら楽しそう。


■当然候補に入れる

まだまだ修行の身で偉そうですが、かなり可能性を感じる企業様と判断しました。動き出すときは絶対に顔を出そうと思いました。
よろしくお願いします。


■今転職や就活をしている方々へ

僕と同じように今、転職や就活を行っているみなさんへ。
上に記したように、面白い企業や面白い人が意外と僕らを待っているようです。
仲介の人を通して事務的に企業さんに会いに行くくらいなら、企業の人事や興味がある分野のマネジャーあたりに直アポでもとって、どんどんチャレンジしていったほうが良いと思いました。
くれぐれも名前を知ってる有名企業ばっか見て爆死した僕のようにならないでくださいね。
一緒に頑張っていきましょう。

サポートいただけると励みになります!