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#05:「夫婦二人+子ども達」~意識したチーム作り~

今回は、夫婦二人で子育てしながら過ごしてきた日々で意識していたことや、その中で感じた喜びや家族としての絆や工夫について振り返ってみます。そして、その経験から気づいたことをお伝えできたらと思い書いていきます。
 
結婚したばかりは、2人でいる時間も楽しいものでした。
子供ができて3人になると、これまでにない新しい経験ばかりでそれも楽しい時間でした。
そして、子ども達がさらに生まれてきてくれて、2人、3人となると、子育てにも慣れてきているなかで、色々な問題にも直面することもあって、なかなか楽しむところまではいけずにいました。この頃から夫婦でのケンカが多くなりました。

そうはいっても、私の意識が子供を中心になってしまうと何か違う感じがしていたので、なるべく子育てにパパにも積極的に参加してもらって、子供がパパ大好きになるように心がけていました。

そのときの想いもあってか、今でも娘達は「パパ!パパ」でいてくれています。私自身はこれでよかったといつも感じています。
私は母親の立場があるので、子供がなついてくれるのはごく自然なことだと思えていたので。

今の時代のパパママは子どもに対して、二人がお互い同じくらいの量で接していて、とりわけパパだけ、ママだけ、というふうに偏りがないのが当然にもなってきている時代かな?と思います。

私の時代は、子育てに姑が関わることが多かったので、なかなかバランスが難しい時もありました。
なので、最初は私たち夫婦も同居していましたが、途中からは核家族という形を選ぶことにしました。
その結果、子育ては夫婦2人でしっかりと考える機会が多かったのはとても良かったと思います。
そして、より意識的に、子どもたちの視線をパパに向けるようにしてきた結果、子ども達はお父さんを尊敬してくれるようになっていると考えています。
私なりの自己採点で、家族として成功の一つだと考えています。

夫婦二人、気を配りながら子育てにも向き合ったことで、私ひとりにだけ子育てのプレッシャーがかかることもありませんでした。私もパートで仕事をしていたので、忙しい時は必ずパパが子ども達を遊びに連れて行ってくれていたので、家事も滞りなく済ませることもできました。

だからといって、私は家事がすごく得意ということではありませんでした。苦手な片付けは時々ため息をついてこなしていました。
整理整頓がとても苦手で継続ができないのです。一気に見た目を綺麗にする事はできるのですが継続的に整理するがにがてでした。そんなところは、頑張って無理してやろうとし過ぎるのではなく、正直に主人に苦手を伝えてどうするか一緒に考えてもらいながら過ごしていました。

私たちの息子は、自閉症だと診断されています。私は、自閉症の息子を出産したことで、私ももしかして?と考えることがありました。
「整理する」ということが、頭の中でどこから手をつけたらいいのか、どの順番でやろうということが分からなくなることが多いのです。

夫婦間の話題とは少しかけ離れましたが、主人には私の欠点も受け入れてもらえていることに感謝してます。

人は完璧ではないし、一般的にということが当てはまらないことの方が多いような気がします。だからこそ、お互いを理解する歩み寄ることが大事だと感じます。
今は子供達も巣立ち、夫婦だけになりました。

子育てに卒業すると夫婦だけが残ります。
二人で過ごす、ふと感じた時に夫婦だけになっても違和感なく生活が続けられたら◎

夫婦ふたりで過ごす日々が再び来た時に、どうして良いか分からなくならないように、気を配りながらの夫婦の距離間をいつも意識して一定に保てていると、30年過ぎても変わらず、なかなか楽しくなるものにできているように感じます。
夫婦は、戦友のようなもので何でも話し合える関係性を育んでいけることが理想かもしれないなと思います。今回もお読みいただきありがとうございます。

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