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#書評

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書評というか、本を読んで考えたこと、感じたことについて書いたものをまとめました。
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記事一覧

書評 『プレイ・マターズ 遊び心の哲学』 〜「遊び」から生まれる「学び」

今回は書評です。 ここ1年くらい、地域の仲間と読書会をしています。課題図書を決め、月1回の…

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「個」の時代において日本語教育はどこへ向かうのか

今回は、未来に向けて日本語教育はどこを目指せばいいのかについて書いてみたいと思います。 …

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越境学習をめぐる冒険 【書評】

今回は、「越境学習」をめぐって考えたことについて書いてみたいと思います。 私は「学習」と…

自分の価値を見出すために 『自分の<ことば>をつくる』を読んで考えたこと

しばらくnoteをお休みしていました。いろいろあって集中することができず、考えることを一旦ス…

モモのところに行ってごらん!

ここのところ、なぜか立て続けに、ミヒャエル・エンデ の『モモ』についての話を聞きました。…

「読解力」を測定するということ 【その2】

先日、JLPTの「読解」についてあれこれ考えてみました。 このnoteを書きながら、「文章が読め…

言語教育におけるアウトプットの意義

最近、言語教育におけるアウトプットについてよく考えています。 山の日本語学校では、カリキュラムに「アウトプット」と名付けた時間があったくらい、「アウトプット」を重視したカリキュラムを組んでいました。自身の日本語教育の経験から考えても、これだけ「アウトプット」を重視したカリキュラムを組んだのは初めてです。 言語教育というと、文法や語彙などを覚えるという「インプット」を重視したカリキュラムが中心です。そのことにあまり疑いを持たず、私自身もそのような教育に関わってきたのですが、

社会的処方から「地域日本語教育」を考える

先日、下記のイベントに参加しました。 このイベントは、KAIGO LEADERS が主催したものです。…

こんなときだから、「教師の役割」を再考してみた

新型コロナウイルスの影響で、教育関係者の間では、オンライン授業をどうするかで持ちきりです…

「対書」 『ことばの教育を問いなおす』を読んで考えたこと

鳥飼玖美子、苅谷夏子、苅谷剛彦(2019)『ことばの教育を問いなおす ー国語・英語の現在と未…

望月優大 『ふたつの日本』で示される「移民」とは誰なのか(その1)

望月優大(2019)『ふたつの日本 -「移民国家」の建前と現実』(講談社) を読みました。こ…

不思議な「読解」の授業

山の学校の1期生(2017年10月入学)クラスでは、はじめの1時限目に「読書会」を行っています。…