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【3つの脳を連携させる】

今日は『3つの脳を連携させる』
についてお伝えしていきます。

何度か取り上げましたが
もう少し掘り下げて
考察していきます。


「3つの脳」とは
「爬虫類脳」「哺乳類脳」「人間脳」
から成ります。

どの脳が良い悪いではなく
それぞれの特徴を把握した上で
話し合いをして
協力していく事です。


1.爬虫類脳(肉体脳)

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  最も古い脳で
  「本能」を司っています。
  
  食事、睡眠、性行為の三大欲求
  呼吸、体温調節等の生命維持
  関係しています。

  マズローの低階層に該当する
  生理的欲求安心安全欲求といった
  短期的欲求を求めています。

  
  自己中心的であり
  目の前の短絡的な事に
  囚われがちです。

  恐怖や不安に対して
  縄張りを守ろうとする
  防衛本能が働きます。

  マイクタイソンやボブサップのように
  猛々しく破壊力があります。

  
  常に動き回り、五感で具体的に
  実践する事が得意です。

  スポーツ選手やアーティストは
  五感を研ぎ澄まして行動に
  移していく事に長けています。
  

  また新しい事が苦手なので
  過去の染みついた習慣に
  こだわろうとします。

  今すぐアクションする習性があり
  スピードが早く行動的ですが
  変化に対応しづらいです。

  達成したい、失敗したくない
  物理領域で感じられる欲求に
  反応しやすいです。

  特に三大欲求で危険信号が出ていたら
  上手く調整して満たすようにしないと
  暴発して制御不能状態になります。

  
2.哺乳類脳(感情脳)

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  爬虫類脳の次に古い脳で
  「感情」を司っています。

  爬虫類脳と異なるのは感情豊かで
  愛情という情動によって
  仲間と協力して集団行動を
  していこうとする事です。

  マズローの中階層である
  社会的欲求、承認欲求に
  該当します。


  中でも承認欲求に関しては
  認められたい一心で
  自己防衛や責任転嫁を
  平然と行います。

  自分で自分を満たしていれば
  問題になりませんが
  周囲と比較して評価を気にすると
  敵意を剝き出しにしていきます。


  ウサギちゃんや優しい女性のように
  寂しがり屋な側面があるので
  好かれたい、嫌われたくない
  という思いが表れます。
    
  人間関係でコミュニケーションが
  上手く取れていない場合は
  自分自身の感情マネジメントが
  出来ていない事が多いです。

  人前で人気者になろうとアピールする時
  何とか気に入られようと建前で発信する時
  様々な思惑を張り巡らせようとします。

  
  感情を無理に抑え込んでしまうと
  ストレスが重なった時に
  暴発して歯止めがきかなくなります。

  普段から解放して調整しておく事です。

  幼少期はありのまま喜怒哀楽を
  表現していますが、大人になると
  常識やルールによる同調圧力で
  表現しづらくなっています。

  特に「怒り」と「悲しみ」は
  不適切なコントロールを覚えて
  強引に抑圧しています。


3.人間脳(論理脳)

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  最も新しい脳で
  「理性」を司っています。

  認知能力、言語機能、学習能力
  創造的思考力、空間把握力等
  ロジカルな知性を身に付けています。

  マズローの上位層で
  自己実現欲求に該当します。

  
  自分の内側を見つめたり
  未来に向かって目標や目的を持ち
  クリエイティブな事を行います。

  ウォーレン・バフェット氏や
  スティーブ・ジョブス氏のように
  常に長期的視点で俯瞰します。

  論理が優位に働くために
  支配したい、支配されたくない
  モチベーションが働きます。

  
  理性が働き過ぎるがゆえに
  邪まな事まで考えてしまう
  ところがあります。
  
  強引に突き詰め過ぎて
  支配欲を前面に出しているのが
  昨今の世界情勢です。
  
  もっと洗脳・支配して
  隷属化を推し進めようと
  画策しています。

  この辺りにストップをかけて
  理性で本能、感情を調整する事が
  必要ではないかと思います。


  人間脳が強く作動している人は
  本能や感情を無理に抑えて
  理屈ばかりで押し通そうとする
  傾向が見られます。

  机上の空論が得意になって
  頭でっかちに陥りやすいです。

  現実に即しバランス良く
  調整していく事が大切です。


普段自分のどの脳が
強く働いているか
客観的に分析していくと
色々分かってきます。


私の場合現時点では
仕事中は人間脳が中心に動き
私生活は爬虫類脳と哺乳類脳が
強く動いています。

昔は逆の状態でした。

年齢や経験の変化と共に
変わってきています。


基本は第六感で抽象的な概念を
あれこれ妄想しています。

ただ武道をしているので
身体を動かして習得する事は
好きかつ得意です。

要は実践で体感しながら
理論で覚えていく事です。

そう考えると
メインが爬虫類脳
サブが人間脳で
行動しているとも言えます。


重要な観点は
どれかの脳に偏り過ぎず
3つの脳が連携して
協力する事です。

理想は人間脳が中心となって
爬虫類脳と哺乳類脳に
上手く語りかけて
一致団結する事です。

自分を幽体離脱して
3つの脳がどう機能しているか
分析してみましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたの「3つの脳」を
お聞かせください。

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