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【見栄はゴミ箱に捨てる】

今日は『見栄はゴミ箱に捨てる』
についてお伝えしていきます。

学生時代は剣道の先輩が
食事のご馳走等を含め
ありとあらゆる事を
世話してくださりました。

面倒見が良い方々ばかりで
兄貴分の存在でした。


先輩方の影響も大きく
社会人になってから
同僚、後輩、恋人に
奢る習慣になっていました。

少しでも「デキる」
ところを見せて
猛アピールしていました。

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「食事代は僕が出すから気にしないで」

「いつも世話になっているからお礼させて」

「ここは僕に任せてよ、大丈夫だから」

etc

振り返れば本当に
恥ずかしい限りです。


客観的に見れば

「皆に好かれたい(=嫌われたくない)」

「周囲に認められてちやほやされたい」

「カッコつけて自分を良く見せようとしたい」

etc

単に「承認欲求」を
打ち出しているに
過ぎません。


周囲のご機嫌を取り
自分のポジションを
確立させようとする算段が
イヤらしく感じます(笑)。

「セックス」

「ステータス」

を相当意識しています。


恋人ならまだしも
会社の同僚や後輩に女性が居たら
ついカッコつけたがるのが
男の性(さが)なのでしょう。

自分のステータスを軸に
優位性を思いっきり強調して
最終的にロマンティックに
持ち込む浅はかな考えです。


女性は非常に勘が鋭いので
男性の幼稚な思考回路は
お見通しです。

上っ面の誇示は
通用しないです。


まさに「見栄」そのもです。

「見栄」とは
《動詞「みえる」の連用形から。「見栄」「見得」は当て字》
1 見た目。外観。みば。「見栄を飾る」

2 (見栄)見た目の姿を意識して
  実際以上によく見せようとする態度。
  「見栄で英字新聞を読む」

3 (見得)歌舞伎の演技・演出の見得。
  俳優が、感情の高揚した場面で
  一瞬動きを停止して、睨むようにして
  一定のポーズをとること。
                          goo辞書より引用


「捕らぬ狸の皮算用」とも似ています。
 手に入るかどうかもわからない
 不確かなものに期待をかけて
 ああだこうだと計画を練ることの例え。


個人的にはただの
「カッコつけ」
認識しています。

             
「見栄」は

「健康」

「人間関係」

「仕事」

「お金」

あらゆる場面で出て来ます。

全て共通していて
関連付いています。

「感情的な病氣」でもあります。


「見栄」を抱く事によって
実は自分を病氣にしているのです。

瞬間風速的にはええかっこしいで
もてはやされる感覚になります。

ほんのわずかな時間だけなので
永続的に繁栄する事はありません。


ではなぜ人は「見栄」を
張りたがるのでしょうか?

しつこいようですが根底は

「セックス」

「ステータス」

です。


表向きは

「目配り」

「氣配り」

「心配り」

で仮面(マスク)を被っています。


当然です。

あからさまに
「モテたい」

「ちやほやされたい」

「認めてもらいたい」

と口には出しません。

そんな事を発言すれば
すぐに見放されます。


なので無理に
公言する必要はありません。

自分の心の中に
ドロドロした真の欲望があると
認識するだけで良いです。

見たくない非道徳な側面を
じっくりと直視して
素直に受け入れる事です。


この過程をすっ飛ばして
面構えだけ良くしようとすると

「思考」

「感情」

「発言」

「行動」

に不一致が生じます。

つまり、誠実性が無く
嘘をつくようになります。


すると

「作話」

「分断」

「葛藤」

「摩擦」

が起きて心の闇を
抱えるようになっていきます。


昔の私がそうでした。

人前では良い素振りを見せて
内心はため息をついています。


「皆の前ではエエこと言ったけど、結構出費になったなぁ」

「ご馳走したのは良いけど、やっぱり痛いなぁ」

「ちょっと良い気分になったけど、続くとしんどいなぁ」

etc


後になってから
愚痴や不平不満を
呟いたところで
どうにもならないです。

であれば最初から
「見栄」を張ろうとせず
発言は控えて黙っていれば
良いだけの事です。


「見栄」は金銭感覚を
麻痺させていきます。

お金に対して正確に
把握してコントロールして
おかないと最悪の事態に
陥ってしまいます。

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周囲に見せびらかして
自己顕示欲を示したいが為に

「高級ブランド品を買い漁る」

「高級外車を購入する」

「宮殿の様な豪華な家を建てる」

「定期的に高価な食事や旅行をする」

etc

このような行動を取っても
一瞬満足はするでしょうが
永遠と渇望地獄に落ちていきます。


私も一時期
「ファッション」に
こだわっていた時が
ありました。

ブランド品ばかりではないですが
そこそこ高価な

「シャツ」

「ジャケット」

「ジーンズ」

「靴」

etc

を購入していたので
かなり出費していました。

バカバカしい行為です。


「オシャレしないと女性が注目してくれない」

「他の男連中よりも差をつけて目立つに違いない」

「限定品は自分しか持っていないから自慢出来る」

身勝手な心構えです。

「見栄」中毒状態でした。


店員さんに女性目線で
コーディネイトして
もらったので
自信はありました(笑)。

オシャレセンスがある事と
仕事が出来る事とは
相関関係がありません。

「清潔感」は大切ですが
「ファッション」に
お金をかけ過ぎても
メリットはありません。


もちろん
「高価なモノを購入したい」
と目標を掲げて一所懸命に
努力する事は良いと思います。

動機付けにする事で
目的に向かって進むのであれば
自然と達成するでしょう。


自分に適した方法で
実践すれば良いだけです。

私利私欲の為に
「見栄」を張る目的だと
自滅していきます。


マクドナルド創業者
レイ・クロック自伝
「成功はゴミ箱の中に」のように

「見栄」もゴミ箱の中に捨てて
スッキリさせると
迷いが無くなります。


真の資産家には
「見栄」がありません。

考え方に下記の2つがあります。

1.満足を遅らせる
2.質素に暮らす

徹底遵守しています。

1.満足を遅らせる

  「欲しいモノ」は何ヵ月でも待ちます。
  
  今すぐに手に入れたい思いが無く
  衝動買いは一切行わないです。

  常にIQが高い状態で
  合理的に判断しています。

  感情が揺れ動く事が無いので
  短期的欲求に惑わされず
  長期的視点で俯瞰しています。

  今本当に必要かどうかを冷静に
  見極める力を備えています。

2.質素に暮らす

  本当の資産家は無駄使いしません。
  良い意味で「ケチ」です。

  好きな時間に好きな仕事をする事に
  情熱や志を注いでいます。

  買い物や見せびらかす事に
  時間や労力を使わないです。

  周囲に対して決して
  「見栄」を張りません。

  結果お金も自然と増えていきます。

  
「見栄」を張ろうとする時は
自分軸で主体的に動かず
絶えず周囲の目を気にして
様子をうかがっている状態です。

心の奥底では
ひけひらかしたいとは
思っていないです。

少しでも自分を良く見せて
上っ面でも構わないので
良好な関係性を保ちたいと
体裁を繕っているだけです。


「見栄」を張れば張る程
自分の正直な気持ちが薄れていき
承認欲求を満たしたいが為の
フェイク行動をと取り始めます。

昨今の世の中がまさにそうです。


周囲からの「同調圧力」が
あるかもしれませんが
断絶すれば問題ないです。

「同調圧力」に屈して
惰性や妥協で築く
人間関係は偽物です。


自分の胸に手を当てて
もどかしさや苦しさを
感じるのであれば
実行しない事が賢明です。

後世に胸を張って
継承していける
恥じない生き方を
貫いていきます。


「見栄」とおさらばしましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたが思う
「見栄」を
教えてください。

「見栄」に関係する
エピソード等でも
構いません。

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