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最近映画で〝momo〟を見ました。

児童書で有名なミヒャエル・エンデのお話し。

きっかけはこちらから↓




私は「時間」について

それが何んなのか

いまいち理解しきれてなくて

だからこのお話がずっとピンと来なくて読み進められなかった。


ストーリーは…

灰色の男と呼ばれる謎の男たちに

みんなの時間が盗まれて

モモという少女がその時間を取り戻すお話し。

一人ひとりの時間は花にカタチを変えて男たちの貯蔵庫にストックされ

男たちはその花の葉巻を吸って生き延びてる。

(この映画は違っていたのですが)

灰色の男たちが最後

「いいんだ―これでいいんだ―なにもかも―おわった―」と言いながら自滅して消えて行き

モモがストックされた貯蔵庫の扉を開けて時間の花がみんなの所へ帰って

元に戻っていく。

ざっくりとだけれどそんなストーリー。




このDVDの付録の一つに

「あなたの時間貯蓄度は?」
というタイトルがあり

それはいくつかの質問にyes/noで答えて

最後自分の今の時間貯蓄度がどのくらいか分かる

心理テストのようなものだったのだけど

例えば

「最近何もしたくない」

「何をしても面白くない」

「最近喜怒哀楽を感じない」

その質問に自分が当てはまるか答えていくというもの。


ここまでやって

ああ!そうゆうことかと

時間についてそれはもしかしたら

こうゆうものかもしれないぞみたいなイメージが湧いてきて


今まで時間といえば

時計とか数字とか直線的なものとか

漠然とそんなイメージの

物じゃないけど物のように捉えていたけれど

時間の概念はそんなものじゃない事を

この物語から教えてもらった気がした。

でも、

きっと私の時間の捉え方も正しい訳ではないし

いつまで経っても正解なんてなさそうな不思議さで

そこにあるもの。

どれも正解で不正解。

それぞれの時間がそれぞれある。

私に中ではっきりした答えがある訳じゃないけれど

ただ

時間というものの捉え方を今までのよう

数字や時計に当てはめて限定するのやめようと思った。


自分が過ごす今この時を

どんな風に過ごすのか?

男たちのように煙に巻かれる毎日か

それとも時間の花を咲かせて過ごすのか?

そもそも灰色の男とは一体誰のことを指すのか?

自分がその時間をどう過ごしていくのか?

そのシナリオは私の中にいくつもあって

いつだって自らそれを選んでいるのかもしれない。


花繋がり↓



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