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普段あまり本を読まないのだけれど

今は何もしない時間を自分に許したくて

昼寝をしたり、本や映画を見る時間を過ごしている。

今回はその時間の中で感じた事を素直に書いてみようと思う。


今読んでいる本の話しから

色々感じる事があった。​



【世界を歩く、手工芸の旅】

というタイトルのその本は

世界各地で作られた手工芸を日本に伝えてくれてる人たちの今までの経緯や

その工芸品について綺麗な写真と共にまとめられいる。

本を読み進めて手仕事の背景を見ていると

そこには沢山の人や想いの経過があることを知る。


どれも決して平坦では無く
気の遠くなるようなことや体験や気持ちを通して

それを諦めずにやめない人が今

私たちの所へそれらを届けてくれている。


私自身この本を手にとったのは

やっぱり好きだからで

自分の部屋にあるものを見ても世界の人が手作りした物が結構ある。


この本の中の1ページに

アフリカのルワンダバスケットを日本に伝えてくれている方のページがある。

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ルワンダと聞いて私が知っているのは

ルワンダ大虐殺という民族間の争いで

たくさんの人が亡くなり酷い暴力を経験した国だということだった。

以前展覧会でその写真を見て、写真集も買った。

母親の強さと子供たち澄んだ目がとても印象的な写真。


話を戻して

ルワンダバスケット〝Ruike B〟の小澤の話しを読んでいると

やっぱりこのルワンダ大虐殺の話が出てくる。

そこで体験された話しの中でもやっぱり母親の強さに触れていた。

酷い経験をしてもなお、明るく生きようとする人たちが世界のどこかにいることを

物づくりを通じて伝えてくれてる内容だった。


読んでいて思うのは

それはただの物ではないということ。

その背景にある沢山の想いを知れる本。

そして幸せな人はきっと

見えるものを通して見えないものへの想像力が豊かな人のことを言うのだと思ったこと。


そうゆう点で私は全然だということを

この本で知ることになる。

幸せや豊かさは

いつも希望を持って生きること。

自分が今どこを見て生きているのかという事。

出来ない事や、自信がないことや、人と気持ちよく接する事ができないことや、嫌なことや、不機嫌でいることや…

そうゆう小さくて弱い自分がいることを知っても、責めずに

それでもなお

希望を見るようにすることじゃないかと

本を通して今の自分に感じたことだった。

上手くいかないことを嘆くのは誰でもできるから。


※ちなみにこの本のインスピレーションから作ったのがTOPの写真のブレスレット。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。





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