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僕は君たちに出会って【家族】に憧れた。

一度しか、それもたったの1、2時間しか会っていないのに、心に何か余韻のようなものが残る出会いがときどきある。徳島に家族と里帰りしていたリョータとその家族がそうだった。カラダもおっきいけど、その佇まいから懐の大きさを感じるリョータ、赤ちゃんを抱きながらおっきな口をあけて笑う奥さん、そしてオチンコチーン!と父ちゃんのちんこをたたく娘。

「昭和の時代はこういった家族がどこにでもおりました」とキャプションがついていても不思議じゃないなんだかとっても懐かしい家族。そんな彼らに会いに行き、数日のときを一緒に過ごした。

もうひとり家族が増え。オチンコチーン!の彼女はすっかりお姉さんになり、まるでおかんのように赤ちゃんの世話を慣れた手つきでテキパキする。お母さんに抱かれていた赤ちゃんはモヒカンひょうきん男の子になった。

リョータは相変わらず町のなかよりも自然のなかにいるときにこそ、輪郭がはっきり映るような姿をしていて、その眼差しはどこか大きな、長い年月を見つめるようだ。お母さんのゆきちゃんは家にいても外にいてもキレイな声で歌をくちずさみ、まわりが少し明るく映った。


リョータが運営するカヌーツアー【リバートリップキャメル】
http://camel-trip.biz/

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