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金、乳香、没薬

アロマセラピーや植物療法の人は良くご存じだと思いますが、キリストが誕生したときに、三人の賢者が訪れて、幼子イエスにこの3つのものを贈ったというエピソードがある。

最高に貴重なものを誕生したばかりの世界の王に送ったという話ではありますが、象徴としてみると、もっと深い意味があります。

金=肉体、物質的なもの
乳香=情緒的なもの、欲求性質、霊的に成長しようとする熱誠
没薬=マインド、メンタル的なもの、知性

この3つは人間が物質界でまとっているものであり、それを、キリストが象徴する神性、霊性、もしくは魂的なものに捧げるという解釈があります。

没薬は、あのミイラつくるときに使われたやつね、とアロマさんたちが思いますよね。私はあの匂いを嗅ぐと洞窟を思い出します。

「没薬つまり苦味はマインドに関係している。私たちが人間として苦しむのはマインドを通してである。人類が進歩し、マインドが発達すればするほど、苦しむ能力も増大するように思われる。しかし、苦しみをその真の光の中で見て、神性に捧げるならば、それは私たちが神により近づくための道具として使うことができる。そのとき、苦痛を通して賢くなったマインドと、苦悩し困難に打ち勝つことによって親切になったハートという稀な素晴らしい贈り物を神に差し出すことができる」

(『ベツレヘムからカルバリーへ キリストの生涯に見るイニシエーションのプロセス』アリス・ベイリー著より)

「人は長いうんざりするような苦悩の旅をつづけた挙句、馬屋という暗闇に満ちた洞窟に辿り着く。そこで人は、自分の中に魂の光を生み、苦悩を通して培ってきた「賢いマインド」と「親切なハート」を、魂の道具として捧げることができる」

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