アーユルヴェーダ・デイリーセルフケア「眠り・目・鼻」編
おうちでできる、アーユルヴェーダの感覚器官のセルフケアシリーズ第二弾。前回の鼻・口・皮膚に続いて目と耳編。今回は「眠りの質を良くする」をテーマにお届けします。
最近、眠れてる?アーユルヴェーダ的眠りのチェック
唐突ですが、みなさん眠れてますか?
わたしは、普段は寝つきも寝起きにも自信満々の人なんですが、最近はさすがに眠れていません。
これは明らかにコロちゃん不安。
お店の営業スタイルが変わったことで考えることもたくさんあるし、海外に住む友人や恩師たちが心配だし、これがいつまで続くのかという「先が見えない」ことの不安というのもあります。
この不安というのは病気よりも大きな敵。そしてこの不安が眠りを妨げます。そこで、まずはアーユルヴェーダ的に眠れているのか?チェックをしてみましょう。
⬜︎寝付くまで30分以上かかっている
⬜︎寝起きがだるく、二度寝している
⬜︎夜中にトイレや物音で最低一回は起きている
⬜︎夢を頻繁に見る(特に怖い夢または現実の延長線上の夢)
⬜︎日中に眠くて仕方なくなり、習慣的に昼寝をしている
どうでしょう?
一つでもチェックがついたら「眠りが浅い」と思った方が良いです。
浅い眠りになる原因は、もちろん仕事のしすぎやお酒の飲み過ぎなどもあります。でも、今はコロナ不安によるものが増えている可能性が高い。
不安とか心配というのは、アーユルヴェーダのドーシャでいうと「vata」(風)のエネルギーの増加によるものです。
vataが増えると、フィジカルではどうなるかというと乾燥・冷え・軽く・敏感になり、メンタル的にはふわふわと地に足が付いてない感じになります。
カサカサしていて、冷えていて、軽いというのは「安心感」とは真逆ですね。
安心感のある、というのは体が大きくてあったかい、美味しい料理を作りそうなイタリアのマンマみたいな感じですね。しっとりしてて、温かくて、どっしりしています。
神経も過敏になり、それによって就寝中も、それまで気にならなかった音(ご主人が途中でベッドに入ってきた音、家の外で車が走る音など)が気になって起きるようになってしまいます。
さらに冷えているので、夜中にトイレで起きたりするようになってしまう。
こうして眠りが浅くなります。
目のケアでのぼせ熱でさげよう
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1日と季節を心地よくする、アーユルヴェーダの過ごし方
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