Netflixに加入したぞ。前から気になっていた韓国ドラマ『地獄が呼んでいる』をサクっと全部みた。これは確かに面白い。その他、ぽつぽつとNetflix映画を見ているが、アマプラとあいまって、見るものを選ぶのに時間がかかるというサブスクの罠に陥っているのかもしれない。
さいきんの文学がSF的な発想や意匠を効果的に使う、というのはよく指摘されている(先日、毎日新聞の文芸時評でも田中和生が言っていた)。いつからが「さいきん」なのかも議論はあるが、リアルとバーチュアルの境界がゆらぎ、リアルがバーチュアル化し、バーチュアルがリアル化したときに、リアリズムのリアルとは何か問われるのだろう。というのは、あまりにも図式的な気がする。わかりやすい構図なのだが、そんな構図でよいのだろうか? 「世界/現実がSF化している」「SFこそがリアリズムだ」というとき、リアルの程度(リアリティ?)に尺度が想定されていないか? 現実のSF性に早く気が付いた(SF作家)、遅く気が付いた(純文学作家?)というリアリティへの感度の差なのか? もちろん、そんなことはないだろう。だとしたら、どう文学/SFの関係を語っていけばよいのか? と、なんとなくメモ書き程度に書いてみた。このメモはこれから論に発展するはず。
人権は意識や感覚で、定期的にメンテナンスをしていかないと、すぐに摩耗していく。という話を聞いたのだが、これは本当にそうだ。自分のふるまいは自分がデフォルトなので、ほうっておくと自分のふるまいになってしまい、自分のふるまいを修正していくことは難しい。
①「不可能なもの」の映画--『NOEP』覚え書
➁どっちの世界が「狂って」いるのか?――ミン・ジヒョン『僕の狂ったフェミ彼女』(イーストプレス)書評
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➂どこでどうやって鎧を脱ごうか――清田隆之『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』(扶桑社)書評
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➃これもまた「未達の感覚」なのだろうか…?--清田隆之、澁谷知美『どうして男はそうなんだろうか会議 いろいろ語り合って見えてきた「これからの男」のこと』(筑摩書房)書評
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⑤競争vsケア――おおたとしまさ『ルポ 東大女子』(幻冬舎新書)書評
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➅責任の無化をお引き受けします!--吉村萬壱『CF』(徳間書店)書評
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➆男性(性)を考えるブックリスト
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