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海外のビジネスマンから学んだこと

30代~40代にかけて年末年始にアメリカの有名な経営者が年越しをするというエリアのホテルのニューイヤーパーティに出るようにしていました。セレブとお近づきになりたいとかではなく海外のビジネスマンたちのエレガントさが自分に圧倒的に足りないと感じたからです。

海外のニューイヤーパーティに何回か参加しているうちに理解したのは、エレガントとはそこにいるヒト全員で同じ空間を楽しくする努力をすることだとわかりました。

英語ができない、酒が飲めない、それほど社交的じゃない。しかも1人行動が好きで華やかな席には行かないし、行ったとしても一緒に行った友人や家族とばかり話してしまい、あまり馴染めないと感じていました。

ヒトから見たら明るそうに見えますが内弁慶。ディスコ世代なので本当は踊りたいのに、大好きな「セレブレーション」や「セプテンバー」の生演奏が始まり、みんなが輪になって盛り上がって踊っていても恥ずかしくていつも中に入れなかったのです。

何年か経験を積むうちに英語が話せないなりに笑顔で挨拶するようになりました。

そして1番学んだのは子育てです。セレブと言われている方は子どもが多く祖父母も同行されていて大概大家族。なのに1人も騒ぐ子はいません。欧米の子どもに対する親のきっばりとした態度に感動しました。昼間のプールでも夜の食事の席でも絶対ゲームやスマホを見ないのです。ヒトとご飯を食べる席や遊ぶ席では会話をしたり一緒に遊ぶとトレーニングされているのでグズったりも飽きたとも言わず親と同じ席に座っています。

日本は昔からある接待ではなく、そこにいるヒトみんなで楽しむほうがエレガントだと思います。酒をたくさん飲むことがいいコトではなく、たまたまお酒があるのでリラックスして笑顔になるのがいいコトだと思います。

エレガントとは程遠いですがこれからも学んでいきたいです。笑顔で楽しそうにしているだけで不思議と周りに感謝できて自分も楽しくなってくることがわかったからです。

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