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普通の日々が幸せの奇蹟

誰もが普通の日々を懸命に生きています。仕事と人生それぞれ日々の悩みはあるけれど毎日のなかにそれぞれ楽しみや幸せがあることに気付ければ良いですね。人生ってドラマチックなことや奇蹟はそんなにはないけれど、毎日元気で働けて普通にしていることが実は奇蹟なんだと思います

ある25歳男子の日常。

7時に起きてシャワーを浴びて、アオキで買ったストレッチの紺のパンツとジャケットに着替えて朝ドラの終わる前の8時10分に家を出る。8時50分に会社の最寄駅について朝マック。マフィンを食べてから会社に行く。

9時半始業。席についてPCをあけてメールをチェックして簡単な打ち合わせをして12時に同僚と近所の富士そばでランチ。蕎麦屋だけどラーメンを食べてセブンイレブンのコーヒーを手に席に戻るのが13時。15時に外出して19時に帰宅。近所のクラフトビール屋で1杯飲んでから、オリジン弁当に寄っていつもの生姜焼き弁当と焼き餃子を書い自宅で食べる。オリジンはコロナ禍でもずっと開いていたので習慣になってしまった。生姜焼きはその場で焼くので少し待つ。急いで帰りたいときは既にパックされているのり弁にしている。

通勤時間。スマホで見ているのは毎日来る人材紹介会社のメール。定型のものが多いから本当に誘われているのかわからないが新卒のときに書類選考で落ちた会社が入っていたたきは微妙な気持ちになった。

帰宅後、自宅でユニクロのスウェットに着替えてテレビをつけながら友人のSNSをみたり格闘技のYouTubeをみて眠たくなったら寝る。これの繰り返し。家賃9万のマンションとアパートの中間のようなワンルームは騒音が気になるが駅から近いのだけが気にいっている。学生時代にニトリで買ったシングルベッドをそろそろ無印に変えたいと思っている。

大学のサークル仲間の1人が結婚するらしい。二次会をどうしようか相談されているが、出たことがないからわからない。頼まれた二次会の幹事はパスするつもり。彼女はいない。いろいろなマッチングサイトも見ているが会うまではいかない。同郷の友人と夏に3年ぶりに開催される恵比寿の街コンに参加予定だ。


ある27歳自宅暮らしの女子の場合

新卒から2社目の今の会社。自宅暮らしだけど、お弁当作りがあるので6時半に起床。母親が作っておいてくれている甘めの卵焼きの他に冷蔵庫にある冷凍食品をチンしていれることが多い。それに好きではないがプチトマトとブロッコリーさえ入れておけばOK。今日は昨日の残りの筍ご飯があるのでそれほどおかずは入れなくて大丈夫なのがラッキー。ちよっと重いけれどランチボックスはサーモス。サーモスならみそ汁やカレー、シチューも入れられる。スタバの季節限定ボトルにいれた紅茶も持参している。

朝はオートミール。ダイエットにいいと友人たちのインスタで話題。お茶碗に水と白だしと昆布の佃煮を入れてレンジでチンして食べる。たまにコンソメや中華だしに変えているので意外に飽きない。熱いから早く食べられないのが難点。

会社は自宅から1時間ジャスト。最近はリモートの会社が増えて電車が比較的空いているのが嬉しい。神奈川の奥から都心に行くのは毎日旅気分。但しリモート勤務だと個人情報のある事務的な仕事ができないので会社に出ているほうがラク。自宅だと母親が話しかけてきたり、犬と遊んだりして仕事にならないのでオフィスに行きたい。コロナ禍で全部リモートの会社があるらしいが私は苦手。

電車のなかではダウンロードした韓国ドラマを見ている。ラブコメをみながら苦手な通勤時間を楽しくしているが、たまに降りる駅を忘れそうなほど没頭して危険。ワイヤレスイヤフォンをよく失くすから最近はコード式のイヤフォンに変えた。

仕事は営業事務。毎日午前中は請求書の発行に没頭する。デジタル化されたとはいえ、出し忘れの営業がいるのでそれを追うのが大変。ルーズな奴、ルールを守らない奴はとことん守らない。こんな当たり前のシンプルなこともできない人が多くいるのに会社が成立しているから不思議だ。

ランチタイムは同僚と2人横並びでラウンジで。コロナ以降社食が閉鎖されて女子はお弁当派が増えた。ランチタイムはフレッシュのために外にもでる。ドトールの豆乳ラテとミルクレープが定番。混んでいるときはサンマルクカフェのコーヒーフロート。この30分のために会社に来ていると思えるほどランチタイムは大事。仕事や会社の嫌いな人はここの時間を工夫すべきと思う。

午後からはオンラインで会議。下っ端なのでいつも何も発言しない。私がいても意味ないじゃんと思いながらスマホをみつつ参加。いつも長い。つまらない。毎週定例的にあるがシステム会議って本当に必要なのかな?と思う。聞いてもわからないことが多いから、事前に説明があるとかもう少しわかれやすくしてほしいと思う。会社の会議って相当ムダなものが多いかもと思うこともある。

うちの会社は歴史も古いが体制も古い。結婚をするか仕事をするかと迷う前に40代の女性がいないから長居できそうな会社を探そうと思っている。女性がターゲットの商品でも会議に出ているのは50過ぎのおじさんばかり。その人たちが全てを決めている。時代に合わせるとか、先進性という割には前例主義と他社に右に習え。これってずっと変わらなそう。それも受け入れてしまうとラクチンだとは思うがなんか違う気もする。手に職とか女性管理職に憧れるが私は誰かを支えるアシスタント気質な気がしている。

17時半に退社。最近残業は1分もない。残業代は1円も出さないというのが会社の方針らしい。残業禁止は働き方改革ではなく残業代削減。必要な残業もあるのに先輩は会社近くの自腹でマックやドトール、ケンタでオンライン会議をやっているのを見て守秘義務とか大丈夫なのかと思うこともある。

会社の帰りには駅ビルで服や雑貨をみるのが習慣。1000円代のピアスや化粧品を買うことが多い。自分のものを買うといつもワクワクする。ちょっとした贅沢ができるのは自宅暮らしの特権だと思っている。たまに母親にケーキかパンを手土産にする。小麦が値上がりしてるのか最近はスイーツが小さくかつ高くなったと感じる。

週末は近所の高校時代の友人とデニーズで待ち合わせ。ドリンクバー近くのいつもの席がお気に入り。ドリンクバーで濃いめの玄米茶を淹れ甘いあんみつを食べる。なぜかファミレスの中華は美味しく担担麺もお気に入り。

昔は二人でエステや美容皮膚科に行ってシミ取りやホワイトニングをしたが、マスクをつけるようになって紫外線がカットできているらしく昔よりはシミができなくなった。マスクは肌に自信のない私には有難い。いざ外すとかはもう考えられない。2時間かかるネイルももうしばらく行っていないかも。ホットヨガも密になるからと今は控えめにしている。

ここ数年の悩みは生理痛とPMS。生理前1週間はイライラして、生理がはじまると気持ちは晴れやかになるのに今度は重い生理痛で歩きにくいほど。月10日ある生理の憂鬱から解放されたら人生楽しくなるのかもと思う。

友人はプレ更年期から不眠から鬱になって会社を辞めてしまった。自分もいつかなるかもと心配になる。29歳前後から始まる自律神経失調症と婦人科で言われて漢方でも治らずピルをのみはじめているらしい。このように20代後半はホルモンに悩む友人が多くて深刻。病名がつかない体調不良に悩むのはみんな同じだ。

結婚か仕事かどうかよりも今は健康になりたい。まずは体調を整えてンタルを穏やかにしたいと思っている。疲れているときは通勤中に軽いパニックになることもある。ストレスを減らして美味しいご飯を食べて穏やかに暮らすのが夢だ。

友人たちのインスタはキラキラ見えるが実際はみんな不安。高校時代に震災を経験。その数年後にコロナ。最近は世界情勢や温暖化いろいろ不安材料が増えた。そんななかでも毎日ご飯が食べられて、寝られて仕事があることを感謝できたらいいなと思っている。

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普通の日々の中に幸せがあります。例えば今日みたいに雨あがりの青空。夏に近づくせり上がるような白い雲。エレベータの乗ったときに優しくドアを開けてもらったこと。昨日よりもできることが増えたこと。こんなことを楽しんでくださいね。私は人を観察するのが好きかもしれません。たまにこんなのも書いていきます。

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