外資系のコンサル会社や広告代理店。会社をあげてのプロジェクトは配属とかチームに関係なくエースが集められます。当たり前ですがコンペに勝つため、かつ自社の利益を出すためには勝てるスタッフに声がかかります。経験がないスタッフでも勝てるとか、経験させたいと周りに認められたら、そこに招待されます。下剋上は全然あり。有能と認められたらチームに入れます。

コンサルタントやM&Aの世界。新しい案件や大切な案件に声がかからないスタッフはおのずと年収が下がるだけでなく契約更改や年収決定の際に当たり前のように退社を通達されます。仕事とは本来「ベストな布陣で臨む」べきで、勝つ姿勢がないヒトが入っていると下に下げるチカラになるし、相手にされません。

芸者さんはお座敷の声がかかってこそ芸が磨かれると言われています。華が生まれます。仕事もそうです。チームにいても利益に貢献していなければいるだけの人。

新しくチームに入ったヒトこそチームに馴染む努力、チームに貢献する努力が必要なのです。社以外で嫌われない能力というのはとても大切な能力です。

経験を積むためには量をやる必要があります。スピードを出して量が出来ないと次の仕事は回ってきません。新しい仕事にチャレンジしたい、新しいチームに加わりたいと思ったら今の仕事で成果を出すしかないのです。チャンスカードは今の仕事で成果を出した人だけに回ってくるのです。

あーだこーだ言って目の前の仕事をサボっていると、周りは見ているから、かならずそれなりの対応になります。いい人でいたいと核心をつかない上辺の話をしていたら、どうでもいい人になってしまうこともあります。

忙しくなるから仕事はこれ以上イヤだと言っているうちに自分の居場所が無くなってしまうことがあります。やりたくないのか、本当ややってみたいけど失敗するのが怖いのかは自分次第です。40代以降に穏やかに働くためには20代を頑張ってある程度基礎を身に着けてください。経験を積んでください

ここぞという仕事でアサインされないのは普段の仕事です。見栄を張らずに日々コツコツに加えて新しいチャレンジをし続けている周りから信頼されているヒトだけです。チャンスカードをひいてください。チャンスカードがきたら違うステージにいけます。ラクになりますよ。スピードと合理性が身につけて量を経験してください