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苦手なんです。朝の挨拶。

11月になりましたが、暑い日が続き、洋服選びに大混乱をきたしている長女。
庭にはオシロイバナが咲いてます。
今日は給食センターの見学、試食なので、昨夜から落ち着かない長女とのやり取りでぐったりしている母。
暑いせいもあるけど。

毎朝、長女が起きてくると私は「おはよう」と言います。
すると、「おやすみなさい」と反対言葉ゲームをする長女。
長女は挨拶が得意です。
というか、挨拶だけは得意です。後の話が続きません。

毎朝、長女をバス停に送っていく通り道に中学校があります。
その学校は、8時20分に門を閉めるようで、その前後10分間くらいの間、三人ほどの教師が、道路に出てきて、生徒に
「はやくしろよ。」とか「元気か」とか声をかけています。
まじめな生徒は、教師に
「おはようございます。」と声をかけ、教師は
「うん、おはよう」などと返しています。

私が苦手なところは、教師が道路の両側に立って、通る人にも声をかけるところです。
「おはようございます。」と言うのは、朝の挨拶だからいいのでしょうが、道の両側から、腕を前で組んだり、腕を後ろに組んだりして、関所のように立ちはだかる教師の間を通り抜けることが、私にとっては苦手なのです。

腕を組むのはクローズの姿勢です。
オープンの姿勢はあなたを受けいれますのサイン。
クローズの姿勢は拒否のポーズです。
そして道の両側から、
「おはようございます」とやたら元気な声であいさつされると、威圧感を感じて縮こまってしまい、固まってしまうのです。
ただでさえ、朝の2時間ほどの長女との強烈なやり取りで、脳が麻婆豆腐状態になって、落ち込んでいる私には、脅威しか感じられないのです。

たぶん、私の子どものような歳の教師たちは、高齢の町の人にも挨拶をしてくださっているんだと思いますが、せめて、道路に出ないで、校門のなかで、腕くまないで、にっこりやさしい声で、挨拶してくれたらいいのになあ。

学校にはいい思い出がなくトラウマばかりだから、意固地になってこう思ってしまうんだろうな。
情けない、心の小さい私。
大きい声とやたら元気なことと学校と先生が苦手な私。

「やあ、お疲れさん。先生方、道を開けてくれるかな。」
なんて、威張って言えない悲しい私。

ちなみに、赤い羽根と街頭演説も苦手です。

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