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姿勢が悪いからといって必ずしも肩こりや腰痛にならない問題

私は姿勢の研究を長年しているのですが「姿勢が悪いのって肩こりや腰痛の一因になるよねー」という一方で「姿勢が悪くても肩こりや腰痛にならない人もいるよね!?」という問題があります。

なぜこういうことが起きるのかという考察です。



痛みというのは脳が判断していて「これは痛みだよねー」「これは痛みじゃないよねー」と判断している場所があるらしいんですね。


その器官の判断基準は変わるらしくて、慢性的な腰痛などの痛みを抱えている人の中には脳が何でもかんでも「これもかれも痛みー」って判断しまくるってことが起きている可能性があります。


その判断基準は「達成感」や「満足感」などの心理的なことで変わるといわれています。

普段から「達成感」や「満足感」が少ない人は痛みに過敏な状態になりやすいようなのです。


痛みを感じれば日常の不満は大きくなり「満足感」も下がってしまうでしょうし、そうなると踏んだり蹴ったりな感じですね。

逆に、「達成感」や「満足感」などが日頃から高ければ多少、姿勢が悪かろうが痛みという感覚にはならないかもってことですね。


確かに筋肉はガッチガチでも腰が辛くない人もいるので、その差はこういうところにあるのてしょうか。


人生の幸福感には「小さな達成感」が大事、と言われますが腰痛においてもそれが当てはまるわけです。


医学的にも腰痛は心因性の問題だ!とも言われるので、納得な感じ。


肩こりや腰痛などに限らず、健康ってメンタル面の影響は大きいな~と思いますね。

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