映画【美味しいごはん】

週に1回くらい家族のためにごはんをつくるようになって、
月に1回くらい友達や知り合い、はじめましての方のためにごはんをつくるようになって、
料理をすることだけでなく、食べものそのものが確実に身近なものになりました。

料理に目覚めたのは世界一周をしていた21歳のとき。

(今度「世界一周で学んだ10のこと」みたいな連載をしようと思うので、
詳しいことはそちらを楽しみにしていてください!)

帰国後しばらくはヴィーガンの認知度アップへの期待も込めて
ヴィーガンスイーツをつくってSNSで発信していました。

ここ1年は、日常の中で心地良いものが食べたいという思いからかな、
ほとんど家庭料理をつくっています(発信もお休み…!)。

私のつくるごはんは趣味程度だし、まだ修行もたりない。

人に出していい美味しさには程遠いと思うけれど、
100%ヴィーガンのごはんをどうしても受け入れることができない弟をのぞいては、
美味しいと言って食べてくれたり、レシピとかその料理のストーリーを聞いてくれたりします。

それにはだいぶ救われています。
また頑張ろうっていう力をもらえるし、やって良かったと喜べるから。

けれど、たまに思うことがあります。
……もしかしたら本当に美味しいのかもしれない!
(とても不思議な感じがするけどね。)

ごはんの味って、食べものそのものの味だけからくるものではないから。

食べているその空間の雰囲気とか、
一緒に食べている人とか、そこから生まれる会話とか。
あるいは、食材がどこから来て、誰がどんな思いで料理したとか。

ごはんの美味しさって、総合的なもの。

だからこそ奥深くて、ごはんの周りにはいろいろな世界が広がっている。

そんないろいろな世界をのぞかさせてくれるような映画です。

なんといっても主演ちこさんの笑顔が素敵!

公式サイトはこちら

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