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面白いエッセイ書ける人は尊敬する/43冊目 三浦をしん 『のっけから失礼します』 集英社文庫

始めに

見てくださって、ありがとうございます。
えだまめです。

あっつい!!
皆さん、扇風機やエアコンを稼働させて、涼しくしましょうね。

そんな暑くなってきたこの時期、夏の文庫フェアが始まりましたね! 
今日は、ナツイチ2023に選ばれた本の紹介です。

エッセイではじめまして

この本の作者は三浦をしんさん。
雑誌に連載していたエッセイをまとめて本にしたのが、『のっけから失礼します』のようです。

三浦さんは書店でも図書館でもよく見る。はずなのに、私は読んだことがありませんでした。
…なんでだ。

この本が面白いんで、今図書館で『舟を編む』も借りています。まさに先週から今週にかけて、三浦さんweekとなっています。

読むのが、楽しみ。

のっけから共感の嵐

一番最初の話。
よく道を聞かれたりする人は、隙があるのでは?という話。

私もよく人に声をかけられるタイプなので、疑問が解消されました。隙があるのか…。あんまり、嬉しくないな。

好きな宝塚について語る話やトキメキ貯蔵袋が破裂した結果、推しが増えた話なんかは、文がイキイキしていてこちらまで楽しくなります。

好きなものがあるって、サイコーだよねー!分かるー。うんうん。って、友達と話しているような感覚で、スルスルっとうどんでも食べているかのように読むことが出来ました。

何気に、日常のなんでもない日って飽きないよね。なんでもない日のパーティーって、真意をついていると思う。(何のはなし?)

面白いエッセイ

良いエッセイ、面白いエッセイって何だろ。
お腹抱えて笑えるエッセイ?共感できるエッセイ?その人にしか訪れない日常を綴っているもの?

どれも当たっていると思うのです。

でも、とりわけ私が良いエッセイだなと思えるのは、私も日常を大事にしよう、毎日を少しでも楽しめる努力をしよう。こんな風に楽しい毎日にしたいな。と思えるエッセイ。

1ヶ月生きてれば面白いことがある。
私もそう思う。三浦さんも、外にあまり出ないけれどひと月ごとの雑誌に載せるエッセイをかけるのは、そういうことらしいです。

私も毎日を面白がろう。
そう思えた、面白いエッセイでした!

最後に

これからも、文庫の夏フェス(?)に選ばれている本を紹介しようと思うので、楽しみに待っていてくださると嬉しいです。

最後まで見てくださって、ありがとうございました。
えだまめでした。

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