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こころの処方箋①~こころの前にまず〇〇

かつての僕は、
土日勤務当たり前、超勤100時間超が常態化し
(それを誇りにすら思い)、
「自分がやらねば!」「なんとかせねば!!」と
肩に力が入り過ぎていました。
ジャムおじさんがいないのに、
頭をちぎって与えるアンパンマンでした。

それでは、
順調なときはよくても、
ひとたびうまくいかなくなると
心身が擦り切れます。
被害者意識のかたまり。
傷心気分ならまだマシで、
最後は無気力・無感覚、
生きている実感がまったくなくなります。
うつ病すれすれだったと思います。

そんな僕は、今現在、
2つの部活の主顧問を兼ね、
生徒会主任として1万人規模の行事を動かし、
入試問題作成という重責を与えられても
苦に思わず、
なにより授業や生徒活動で子供たちから
エネルギーをいただくことで、
感謝の気持ちに満たされながら、
ご機嫌に教員の仕事ができています。

アンパンマンは、
別にパンを与えなくてもいい。
困った人のそばにいて、
ただご機嫌でいればいい。
それが、最近の僕のモットーです。

さて、今回は、
そんな、ご機嫌でいるための
具体的なノウハウ、
僕が多くのメンターから教わり
実践して効果的だったものを紹介します。
1つでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。

で、大前提。
心の領域にアプローチするときは
「順番」が超重要。
心を治そうとして心にばかり意識を向けると
こじれます。

心を治そうとしたら、
まず1番に「身体」を労るべし!、です。
「身体」が求めていること、
「身体」のニーズを満たすことに
全集中しましょう。

僕の場合、まずそれは食べ物でした。

ふろふき大根がとにかく美味しかった(笑)
だし汁にたっぷり浸かった
あつあつの大根に、
ゆず味噌をのせて口に入れると、
のどからお腹のなかにじわーーっと
温かみが広がり癒される感覚がありました。
頭がぼーっとするほど、美味!でした。

ふろふき大根のだし汁で
作ったわかめと豆腐の味噌汁も
当時の僕には最高で、
心が死んでいるときは、
スーパーに行き、野菜を眺めながら
今、食べたいものを選んで食べる、
を習慣化していました。
別にジャンクフードでもいいのです。
食べたいものを食べたいだけ食べる、が僕には
よかった。
ただし罪悪感なしですよ。
身体を癒すんだ、渇いた心に潤いを取り戻すのだ、そのために、今これを食べたいのだ!
そうやってあなたが選んだ食材は
必ずあなたの身体と心を満たします。

それから、やっぱり「眠る」ですね。
眠くなくても寝れなくても、
布団をかぶり身体を温めました。

眠れないなら運動もオススメ。
僕はジョギングにはまりました。
帰り道1駅分歩く、軽く汗ばむ、
その心地よさを思う存分楽しんでいました。
よく動くとよく眠れるものです。

そしてジョギングやウォーキングをしながら
お気に入りの音楽や音声コンテンツを聴くのも
楽しかった!

うつ病すれすれのときは
落語にハマっていました。
クスッと笑えるもの、聴いていてニヤニヤできるものが当時のお気に入りで
山里亮太や、おぎやはぎのラジオを好んで聴いていました。もちろん、そこはお好みで…。

要するに
喜びや心地よさ、安心安全という感覚を
「身体」の領域から取り戻していくのです。

順番は必ず「身体」からがいいと思います。

今回のコラムはここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。1つでもあなたの気づきと行動につながりますように。

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