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ナナメの関係

コミュニケーション能力を高めるために必要なのは
『ナナメの関係』だそうです。

上司と部下などは「タテの関係」、同僚は「ヨコの関係」。

職場におけるタテの関係では、上下がはっきりしているので、
従うか反発するかの二者択一になりがち。

また、ヨコの関係では、お互いの共通認識の中での言葉のやり取り
が多く、その場で一瞬盛り上がる事はあるかも知れないが、
総じて、会話を通じてお互いの新たな関係性を構築するという面では、
ごく稀なのかなと。。

では、コミュニケーション能力を高める『ナナメの関係』とは、
どういったものなのでしょうか。

職場とは別に、複数のコミュニティーに参加して、多くの人と関わり合いを持つ。これが「ナナメの関係」のようです。

社会人に限らず、小中高生でも地域のコミュニティーや習い事などで、
幅広く豊かな人間関係を築くことが後々のベースになっていくのでしょう。

また、幼児の世界では、
「近所のお兄ちゃん」や「親戚のお姉ちゃん」のような関係がそれにあたると、FumFun Music Togetherでは言ってます。

クラスに参加したり、コミュニティーに参加して、いつもとは違った世界から、未知との遭遇や予期せぬ出会いなどを通して、相手との関係を試行錯誤しながら構築していく事が、コミュニケーション能力を高めると言われてます。

この「ナナメの関係」で培われるコミュニケーション能力と自己肯定感を考えた時、以前読んだ本を思い出した。

自分の世界の中でのモノや事柄、事象を全てバラバラなものと捉えるのではなく、あらゆるモノ、コトがどの様にお互いに関係しているかを感じ取り、自分の言動や行為が、他にどういった作用を及ぼしているかを気付けば、
もっと大きな影響力を発揮することができる。

職場において最も影響力のある人はどういった人でしょうか?
いつも威張り散らしている怖い上司だろうか?
それとも、人の感情やモノゴトの受け止め方に敏感で、周りとうまく協調して調和をもたらす人だろうか?

私たちは答えを知っているのに、どれだけ自分の行動に適用できているだろうか?


職場におけるコミュニケーション能力は、組織運営には欠かせないものとなる。 

また、外部コミュニティーでの出会いや学びを通して新しい考え方に触れ、アイディアとアイディアをつなげたりコトに結ぶ力が、
これからの未来に必要な資質となっていくようだ。




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