見出し画像

私立教員の「研修日」制度、ご存じですか?

皆さん、こんにちは!!
現在私立中学高等学校で、数学の教員をしながら教員を目指している方や、教員に対する些細な疑問を持つ方たちに向けて情報を発信している、S.Kiriaです。

本日は、私立学校に通ってた方なら1度は聞いたことのある「研修日」とは何かについてお話させていただきたいと思います!

私立学校には、週に1度「研修日」という制度が存在します。
しかし、すべての私立学校が「研修日」の制度を取り入れているわけではありません。
学校によっては「研修日」がなく、週6日勤務の学校も存在します。

私立教員を目指している学生の方にはぜひ、就活の材料としていただければと思うのですが、
ホワイトな学校・・・「研修日」あり
ブラックな学校・・・「研修日」なし
の傾向があります!
募集要項に研修日ありかなしか記載している学校がほとんどですので、必ずチェックしておきましょう!

私立学校は土曜授業もあるため、通常であれば週6日働かなければなりません。
そのため、週に1度、「研修日」を設けて自己研修に充ててもらい、週5日勤務になるよう調整している学校がほとんどなんです。

「研修日」というと1日研修に参加したり、自分で研究テーマを見つけて研究しないといけないと思う方もいると思いますが、簡単に説明すると

「研修日=休日」

研修日は大体の学校が休みとして設けていますが、中には言葉通り「研究させる日」として研修日を設けている学校も存在します。
これは、噂で聞いた話なのですが、研修日を設けている学校の中には、年に1度、選ばれた数人の先生が教員全体の前で1年間の研究の成果を発表しなければならない学校もあるみたいなんです。(すごすぎる・・・)
とはいえ、ほとんどの学校は休みとして設けているので、教員にとっては本当にありがたい制度です。
特に、運動部の顧問を担当していると土曜の午後や日曜日は練習や試合で休みがなくなるため、研修日は確実に休める素晴らしい制度なんです。

また、研修日は週6日勤務を避けるために設けられていますが、土曜日は元々午前授業のみの学校がほとんどなので、研修日がある学校は勤務日が週4.5日なんです!
通常の会社は週5日勤務を考えても、研修日のある学校は、勤務する量が少ないんです。

学校の先生は残業ばかりで忙しいというイメージがありますが、学校によっては一般企業よりも少ない勤務量で働くことができます。

文化部の顧問の先生や運動部でも土日活動しない部活の先生は毎週2.5日の休日が確約されているんです。

これだけ休みがあれば友人と飲みに行ったり、旅行したり、自分の趣味に時間をかけたり、プライベートの時間も充実させることができそうですね!

いかがだったでしょうか?本日は「研修日」についてお話させていただきました。
「研修日」という言葉を聞いたことがあっても具体的な内容まで知らなかったという人がほとんどだったのではないでしょうか?
教員の働き方が疑問視されている今、私立教員ならではの「研修日」制度がすべての学校で採用されることで、働き方の改善のきっかけになるのではないでしょうか?

本日は、お忙しい中、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
今後も教員生活のありのままを発信していこうと思いますので、フォローのほどお願いいたします!

また、私が実際授業で扱っている教材を販売していますのでそれも併せて
お願いいたします!
↓↓↓↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?