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教材準備に命かけてます(笑)

皆さん、こんにちは!!
現在私立中学高等学校で、数学の教員をしながら教員を目指している方や、教員に対する些細な疑問を持つ方たちに向けて情報を発信している、S.Kiriaです。

皆さんは学生時代、この先生の教材は手が込んでるなぁとか、この教材は面白いなぁとか感じたことはありますか?

先生になって思ったことですが、教材準備って結構大変なんですね(笑)
私も学生の頃、手の込んだ教材を使用して教えていた先生もいましたが、相当時間をかけて制作してくださっていたんだなと今となって実感するようになりました。

私も教員として働いている中で、特に力を入れているのが教材準備です!

もちろん授業内で、いかに生徒たちにわかりやすく、楽しい授業を提供するのかを考えることも大切なのですが、生徒の手元に残り、授業を展開していく中で、生徒の理解をサポートしてくれる「教材」にこだわることで、授業内での生徒の理解が向上するだけでなく、いつでも復習できるツールとして活用できるのではないかと思い、力を入れるようになりました。

私の勤務校では、ICT教育に力をいれているということもあり、授業では作成したパワーポイントをプロジェクターに投影して、生徒たちに説明しております。

そのため、私が「教材準備」で最も力を入れていることが、パワーポイントの作成です!

実際授業で使っている教材の例(高校1年生:第1章式の計算)

↓↓↓↓↓

これは、私が実際に授業で使用するために作成したパワーポイントとなります。
ここで突然ですが皆さんに質問です!
上記のパワーポイントにおいて、アニメーションの数は全部でいくつあるでしょうか?


正解は………


なんとアニメーション数・・・脅威の「81個」

タイトルを除いた、たったの6枚のスライド内で、81個ものアニメーションをつけているのです。

教材によっては200個を超える量のアニメーションをつけているパワポもあります(笑)

私がパワポを作成していく中で、決めていることがあります。

タイトルの文字サイズ・・・54
各スライドのテーマの文字サイズ・・・36
通常の文章サイズ・・・32
テーマの文字の色・・・青系統
タイトル「問題」・・・オレンジ系統
タイトル「例題」・・・黄色系統                 など

特にこだわっているのが文字サイズです!
通常の文章を書くときのサイズは「32」にしています。
このサイズは私が何度も試行錯誤して導いた、生徒たちが見やすい文字サイズの最適解です。
※私が勝手にそう思っているだけで、プロジェクターのサイズやクラスの広さによって見やすい文字のサイズは変わると思います。

上記のようなこだわり、それからアニメーションの数からもお分かりの人もいるでしょうが、1教材(1つのパワポ)を作成するのに膨大な時間をかけて、制作をしています!

実は、先ほど例に挙げたパワポを作成するのに、トータルで4.5時間ほどかけて作成しました(笑)

膨大な時間をかけて、作成した教材もわずか50分という授業で役目を終えてしまうため、ちょっと悲しい気持ちもありますが、私は、板書で指導するより、膨大な時間をかけてでもパワポを作成して授業することが生徒にとって最も最善な授業スタイルではないかと思います。

ICT教育のメリット・デメリット、ICT教育と板書の違いなどについてはまた別の記事で書かせていただければと思います。

私自身、生徒たちにわかりやすい教材(パワポ)にするためにはどうすればいいのかとか、今回の単元ではどこを強調しようかとか考えながら教材(パワポ)を作成することが好きですし、そもそも教材作成が趣味みたいなものなので、続けられていますが、人によっては教材準備にこんな時間をかけるのはバカバカしいと思う人もいると思います(笑)

たかが教材、されど教材

生徒が授業内で理解ができ、復習のツールとして役に立つような教材作りを私はこれからもしていきたいと思います。

本日は、お忙しい中、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
今後も教員生活のありのままを発信していこうと思いますので、フォローのほどお願いいたします!

また、先ほど記事でも紹介させていただいたような教材を専用サイトにて1教材あたり50円で販売していますので教材準備の時間がない先生や、基礎定着を徹底したい学生の皆さんはぜひ購入していただければと思います。
よろしくお願いいたします!
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