こんにちは！EFC inc.の絹張蝦夷丸（きぬばりえぞまる）です！

みんなでつくるANSHINDOプロジェクトを始めるに至ったストーリーを、赤裸々に綴っていくこのマガジン。
ANSHINDOプロジェクトとは、北海道上川町の中心市街地にある元薬局（安心堂）の空き店舗を活用して、1階をフロントと貸しテナント、2階をまちやど（宿泊施設）、3階をシェアオフィスへと整備して運営するプロジェクトとのこと。

前回までの記事はこちらです！

今回は、EFCがなぜ新規事業としてANSHINDOを始めることになったのかについて書きました！
そもそもEFCってなんの会社なの？というところから始まります！

そもそもEFCって何をやっている会社なの？

EFCは「プロデュース」「アウトドアウェディング」「ローカルプロジェクト」の３つの事業を軸に法人化しました。

「プロデュース」

任意団体の頃から行ってきたイベントの企画運営のほか、アウトドアに関わるコンテンツやプログラムの開発、制作、コーディネート、プロデュースなどを行っています。

「アウトドアウェディング」

「日々の隙間にそよぐ、ハレの日」をコンセプトに「Bröllop（ブロロップ）」というアウトドアウェディングブランドを展開しています。
上川町の観光庭園「大雪 森のガーデン」と業務提携し、ガーデン内での前撮り、挙式、パーティーなどを行っています。
また、道内各地で自然のロケーションを活かしたフォトウェディングも行っています。

「ローカルプロジェクト」

上川町の交流＆コワーキングスペースPORTOの企画運営を中心に地域コミュニティ事業や、視察受け入れ事業、上川町議会配信など「まちづくり」に関わる事業を行っています。

どんなに良いことでも稼げないと続けられない

そんなわけで、３つの事業を軸に様々なお仕事を色々とやらせていただいているEFCですが、実は売上の大部分は、上川町からの委託で運営しているPORTOの運営委託費です。委託事業なので、もし上川町が「PORTOをやめまーす！」となれば、EFCは一瞬で売上の大半を失うことになります。これはやばい。潰れちゃう。

PORTOはようやく町の人たちに認知されてきて、利用してくれる町民も増えて、毎月開催しているポルトマルシェでは町外からの来館者も増えてきています。
そして、PORTOでの出会いや、取り組みを通して確実に町に変化や新たな人流も生まれ、町に対して関心をもち、主体的に行動を起こす人が増えてきているのを日々感じられるようになってきました。これはまじですごいこと。スタッフのみんなも、PORTOに来てくれる上川町のみなさんも、町外から来てくれるみなさんも、ありがとうございます！

そんなPORTOなので、もし上川町が「PORTOやめまーす！」と言っても、なんとか残したい。残さなきゃいけない！！！！（全然やめますなんて言われてないし、むしろ町長を筆頭にめっちゃ褒めてもらってます）

何が言いたいかというと、PORTOに限らずですが、僕たちはローカルベンチャーだからこそ、町からの委託費に依存せず、自社でしっかり稼げる会社にならないと、大切な場所も、事業も、仲間も守れねぇ！ということです。
このままじゃダメだ。
よし、新しい自社事業をつくろう！
ということで、中心市街地のど真ん中でずっと空き家になっていた旧安心堂薬局を購入して新規事業を始めることを決めたのでした。

次回は物件の取得からANSHINDOプロジェクトの事業構想についてです！
お楽しみに！

上川町のまちづくりを一緒にしていただける事業者様を募集しています！

ANSHINDOプロジェクトはただ廃ビルをリノベーションして複合施設をつくるだけではありません。
移住者や新規開業でお店も増え始め、さらにインバウンド需要も回復してきて、海外からの旅行者も増え始めている上川町。

暮らしに近い中心市街地に新たな観光の拠点となる複合施設としてANSHINDOを整備することで、上川町全体の魅力を底上げすることに加え、各店舗や町内で動き始めている様々なプロジェクトと掛け合わせながら、中心市街地の活性化や、層雲峡温泉街への誘客にも繋げ、持続可能な観光のまちとしてさらに進化することを目指しています。

地域の暮らしと自然、そして上川町の基幹産業である観光をつなげて、住んでいる人も訪れる人も楽しく過ごせる町にしていくために、共に上川町の新しい景色をつくっていただける『まちづくり・地方創生』に関心のある事業主様を募集しています。
ANSHINDOにテナントとして入ったり、ソフト事業として関わったり。
まずは下記のフォームからお気軽にお問い合わせください！
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