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最近聴いたジャズ

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その時々で聴いたジャズの曲を紹介します。ジャズピアノ、ピアノトリオ多めです。
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ジャズ奏者の索引

本記事は、これまでに紹介したジャズミュージシャンの索引です。 単なる記録の目的の記事です。 ラストネームのアルファベット順です。 AARTEMIS BRob van Bavel Soren Bebe Shelly Berg Jesper Bodilsen Brian Bromberg CAndre Ceccarelli Bill Charlap Avishai Cohen Pat Coil DTuomo Dahlblom Maya Dunietz

最近聴いたジャズ(2023‐3‐15~)

最近聴いて気に入ったジャズの作品の紹介です。 Piscis - Orestes Gomezオレステス・ゴメスはキューバ出身のドラマーです。 Ascendentesは3月3日に発表されたばかりのアルバムですが、Spotifyではけっこう聴かれているようです。 雰囲気がスマートな感じで、いいなと思いました。 作業中のBGMに使えるかもと思います。 Send it out - Tuomo Dahlblom BandMikko Hassinen · Heikki Laine

最近聴いたジャズ(2023‐2‐26~)

最近聴いて気に入ったジャズの作品の紹介です。 Love for Sale - Alex WeitzSaxophone: Alex Weitz, Drums: Ari Hoenig, Piano: Tal Cohen, Bass: Ben Tiberio ほのぼのとした雰囲気から始まりますが、ピアニストのソロなど、スリリングなところもあり、楽しい曲です。 途中でテンポやリズムが変わるのは、最近のジャズではよくみられ、私的にも楽しく聴けます。 Alex Weitzはフロリ

最近聴いたジャズ(2023‐3‐10~)

最近聴いて気に入ったジャズの作品の紹介です。 春の訪れが感じられるようになってきました。 朝に聴いていて、音楽からも春だなぁと思う曲が流れてきたので、紹介します。 First Day of Spring - Ola W JanssonOla W Janssonはスウェーデン出身のジャズ・ピアニストです。 この曲はジャズっぽくはないですが、春の訪れ、雪解けのイメージでいいですね。 Moving Forward - Simon Westman TrioPiano: Si

最近聴いたジャズ(2023‐2‐20~)

最近聴いて気に入ったジャズの作品の紹介です。 All the Way - Five-way SplitTrumpet: Quentin Collins, Tenor Sax: Vasilis Xenopoulos, Piano: Rob Barron, Bass: Matyas Hofecker, Drums: Matt Home オープニングにふさわしい期待感がある曲だなと思いました。 明るいだけでなく、優しい雰囲気もあり、父性を感じます。 ファイヴ・ウェイ・スプ

最近聴いたジャズ(2023‐2‐10~)

最近聴いて気に入ったジャズの作品の紹介です。 Kingdom of Coldness - Bobo Stenson TrioPiano: Bobo Stenson, Bass: Anders Jormin, Drums: Jon Fält ボボ・ステンソンはスウェーデン出身のジャズ・ピアニストです。 宵に落ち着いて聴きたい音楽ですね。 Oakland - Charlie Hunter二曲目はチャーリー・ハンターの曲です。 チャーリー・ハンターはアメリカのギタリストで

大好きなベーシスト特集

昔から好きだったベーシストの紹介です。 Gloria's Step - Scott LaFaroビル・エバンス・トリオが好きでしたので、当然のごとく、参加しているベーシストも好きになりました。 まずは伝説的ベーシストのスコット・ラファロです。 Gloria's Stepはラファロの曲だそうです。 とても可憐なモチーフの曲ですが、なかなかベースのほうも躍動的で、とても楽しめる曲です。 1961年収録の曲とのことです。 Very Early - Chuck Israe

最近聴いたジャズ(2023‐1‐14~)

最近聴いて気に入ったジャズの作品の紹介です。 今回は気分転換に新潮流的な感じの曲を集めてみました。 Balm - Bill Laurenceビル・ローレンスはロンドン生まれの作曲家です。 スナーキー・パピーというフュージョン・バンドでキーボードを担当していたとのことです。 こちらの作品は21年11月に発表されたZeal EPという作品に収録されています。 シンセサイザーの音が懐かしい感じもしますが、古さは感じないですね。 シンセサイザーの音って、70年代~80年代

最近聴いたジャズ(2023‐1‐1~)

最近聴いて気に入ったジャズの作品の紹介です。 デヴィッド・ガーフィールド デヴィッド・ガーフィールドはシカゴ生まれのジャズピアニストです。 ギタリストのジョージ・ベンソンと仕事をしていたそうですね。 こちらの作品は22年6月に発表されたシングルです。 ベース:アルフォンソ・ジョンソン、ドラムス:ランド・リチャーズ 出だしは落ち着いた雰囲気で、ミステリアスな雰囲気も少し…。 曲が進むにつれてピアノの旋律の展開が華々しく、盛り上がりを見せますね。 ライブだと、曲の後

最近聴いたジャズ(2022‐12‐4~)

最近聴いたジャズの曲のご紹介です。 ラスムス・ソレンセンデンマーク出身のピアニスト、ラスムス・ソレンセンの作品です。 この曲は、テーマがしばらく続きそうな旋律であるのに、途中で打ち切られて、また繰り返し、という意表を突いた感じであるのが面白いです。 間奏の盛り上がり具合もなかなか楽しい曲ですね。 ジョージ・シアリングジョージ・シアリングはイギリス生まれのクール・ジャズの第一人者といわれるピアニストです。 ピアノやベースの音色に温かみがありますし、ピアノのトリルに独特

最近聴いたジャズ(2022‐11‐28~)

最近聴いたジャズの曲のご紹介です。 アート・ファーマーとヨーロピアン・ジャズ・トリオヨーロピアン・ジャズ・トリオはオランダのジャズメン、マルク・ファン・ローン(p)、フラン・ファン・デル・ホーベン(b)、ロイ・ダッカス(d)の三人です。 この曲はリズム的に若干の緊張感はあるのですが、コード的にはとても朗らかなイメージで、いいですね。 イェスパー・ボディルセンイェスパー・ボディルセンはデンマーク生まれのベーシストです。 この曲はユーモラスな感じのベースの旋律がリラックス

最近聴いたジャズ(2022‐11‐14~)

最近聴いたジャズの曲のご紹介です。 ティグラン・ハマシアンティグラン・ハマシアンはアルメニア出身のピアニストで、映画音楽も手掛けるなど、近年脚光を浴びている演奏家です。 この曲は、クールな雰囲気のテーマが印象的で、この出だしは導入にピッタリと思いました。 コニー・ハンコニー・ハンはロサンジェルス生まれの26歳のピアニストです。 とても躍動的でリズミカルな演奏で、聴いているとテンションが高くなってきます。 彼女の演奏を聴きながら出勤すると、気分が上がりますね。 ヘル

最近聴いたジャズ(2022‐11‐7~14)

最近聴いたジャズの曲のご紹介です。 ラモン・ヴァレ・トリオpiano:ラモン・ヴァレ、bass:ジャヴィエ・コリナ、drums:エルネスト・シンプソン ラモン・ヴァレはキューバ出身のピアニストで、そのテクニックに魅了されます。 この曲では、ヴァレの演奏もさることながら、ベースソロもドラムソロもとても魅力的で、三者三様の演奏を開示しつつ、統一感もあるという、ピアノトリオの醍醐味満載となっております。 ドラムソロのところはホント聴いててウキウキしますね! 朝、通勤時に気

最近聴いたジャズ(2022‐11‐1~5)

最近聴いたジャズのご紹介です。 アヴィシャイ・コーエン・トリオアヴィシャイ・コーエンはイスラエル出身のベーシストで、少年のころジャコ・パストリアスに触発されてベースを始めたそうです。 その後チック・コリア・ニュー・トリオに参加とのことです。 チック・コリアにジャコ・パストリアスと、私が若いころに倦むことなく聴きふけった音楽にゆかりがある方ですので、私にもしっくりくる音楽を創造されています。 ここに紹介している曲は、シンプルな祈りのようなテーマがリラクゼーションへ誘いま