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エフェクチュアルに入社したらエンジニアは何やるの?

はじめまして、取締役CTO兼CPOの岩田と申します。
普段の業務はプロダクトの企画を中心にやりつつ、開発とマーケティングの管挙をしております。

そして現在、エンジニア採用を積極的に進めています。株式上場を目指している中でプロダクトや組織は絶えず激しい変化があり、その中で共に成長できる仲間を探しております。

「変化」について、今私たちがどんなフェーズで何に注力しているのか、そこから生まれるエンジニアの業務はどんなものがあるのかをざっくりお伝えできればと思います!


新機能の開発と既存機能の再開発

「新しいものはいいもの」が私たち開発チームのスタイルです。
お客様に使っていただくことが大前提で、世にないものを考えたり作ったりするのがやっぱり楽しいですよね。
正直、競合の機能とか全然興味なくてどうでもよかったりするので(CPOを兼務している立場でこんなこと言うと怒られそうです😪)、自分たちのプロダクトデザインの理想とお客様の課題解決に振り切って新機能をバンバン作っていきたいのが願望です。

また、新機能を作ると既存機能との仕様面の整合性を調整するみたいなのはよくあります。開発当初にユースケースが明確でなかったことから設計面で集約と分離が不十分なものも多々あるため、特にトランザクションまわりなどで不整合が健在化したりします。
なので既存機能についてユースケースに沿って単純化させたり、仕様面で他の機能との結合度を最小化させていくようなプロダクトバックログアイテムも結構あります。

フィードバックループの実現

既存のお客様からの要望を取り入れてできるだけ早くプロダクトに反映させることは、SaaSの成長戦略において最も重要なミッションです。
基本的なスクラム開発ではプロダクトバックログについてプロダクトマネージャーやプロダクトオーナーが主導で開発優先度決めていくと思いますが、カスタマーサクセスやカスタマーサポートでキャッチアップしたお客様の要望やペインなどをプロダクトにできるだけ早く反映させることも大切です。

当社ではこういったフィードバックループを加速させる施策の一つとしてOpenIssueというスキームがあります。「お客様の声を確認したBiz」と「対応の必要性に共感したDev」がセットになってソリューションを企画し、複数部署のマネージャー層によってRICEスコアがつけられて採択が客観的に決定されます。
プロダクトマネジメントを経由して投資計画やプロダクトデザインとの整合性をいちいち検証せずに現場主導で進められるフローになっているためBizとの協調とスピード感を実現できます。
ですので当社のエンジニアはOpenIssueという顧客課題を共通言語に、自ら積極的にCSとのコミュニケーションをとる必要があったりします。

当社のCSの雰囲気がわかるこちらの記事もぜひご覧ください。

パフォーマンス改善

リリース初期に開発した機能やエンプラ案件においてパフォーマンス改善が断続的に求められることがあります。
当社のプロダクトの一つである「LocationConnect」では、エンプラ案件ですと数百〜数千店舗の情報をまとめて取り扱うため、非同期化はもちろんのことパフォーマンスも結構調整が必要だったりします。認証まわりは既にマイクロサービス化していたり、マルチプロダクトに由来したアーキテクチャであることから、いかに制約の中でパフォーマンスを出すのかが命題となっていて腕が鳴りますよ。

DevOpsへのチャレンジ

当社ではここ1年でショートウォーターフォールからアジャイル(スクラム開発)に移行することに成功しました。全社方針で「アジリティ」が掲げられた中で、顧客要望やマーケットインに向けた機能開発では不確実性に強いエンジアリング組織が必要でした。
アジャイルに移行してから半年間はプロセスのさまざまなところでコンフリクトが起こりましたが、一つ一つ正確な課題設定と解決に向けたタイムボックスの調整を行うことで無事にアジャイルを定着させることができました。

「アジリティ」でプロセスに注目していたのに対して、今後は組織の安定的なスケーリングと再現性が必要だと考えているので「DevOps」で文化とロールに着目していきたいと思っています。要素的なところでいうとうちの場合はまずテストが起点になるかなぁと思いつつ、中長期的に重要なのはパイプラインの設計やろとぼんやり考えています。この辺、まだまだ解像度が高くないのでキャッチアップや推進のところも一緒に取り組んでくれる心強いエンジニアが来ていただけると嬉しいです。


当社のエンジニアの仕事についてイメージを持っていただけたでしょうか。
少しでも面白そうと思っていただいたあなた、エントリーをお待ちしています。


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