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代えの効かない人になる

こんにちは、かとしょーです♪
今回は伝える力を磨く理由のお話です。

代えの効かない人になる。
色々な仕事場だったりチームだったりで言われる台詞ですが、
どんな人が代えの効かない人なのかまでは言及されていないことが多いです。
また異動が多い仕事では逆の代えが効く、再現性のある仕事を求められることもあるでしょう。

ではまずどんな人が代えの効かない人なのかを考えてみます。
分かりやすいのは能力です。この人でなければ仕事が回らない、というような能力の高さというのは非常に分かりやすい代えの効かない人像です。

しかしながら、時間的な制限や機械やAIの発達といった点から殆どの仕事において能力で代替不能な人というのは減ってきています。
しかも、能力で代替不能な人になる場合は自分が欠けることができないからこそ求められることが際限なく増えて自分の時間を圧迫するリスクを抱えることになります。
それにリスク対応としては自分の代わりになれる人材を育てるという矛盾を抱えることになるので能力で代替不能な人になるというのは多くの場合、歪みが生まれ上手くいかないであろうことが想像できます。

では、伝える力や人間力を磨いた場合は代えの効かない人になれるのでしょうか?

その答えは「なれる」です!
人が仕事やタスクを継続して行うには
「楽しんでいること」
「目的があること」
「一緒に行動したい人がいること」
の3点が大事です。

楽しんでいれば自発的に続けるのはもちろんのことです。
目的があれば、少なくとも達成するまでは意欲を持って取り組むでしょう。
そして、人間関係が良好であれば「あの人の為なら頑張ろう」という動機付けが自然となされます。

この3つ目の人間関係の為には伝える力が必須になります。何故なら円滑な人間関係はコミュニケーションなくして築けないからです!
以前別の記事でアドラー心理学の話を出したときに「人の悩みの9割は人間関係」という説を書きましたが、職場の人間関係がもとで辞めたり続いたりという話は実際によくあります。

だからこそ、伝える力を磨いて「一緒に働きたい」と思われる人間になることが、代えの効かない人になる上で最も大事なことではないでしょうか?
周りの人に対してもポジティブな動機付けを与え続けられる上に、お互いに相手の為に頑張ろうとするから仕事の効率も上がるので文句なしに良い方法です。
しかも、他の誰かが同じように伝える力を磨いて代えの効かない人になっていったとしても競合することはなく、効果が上がるだけなので、能力的なものと違って他者から脅かされないという防御面でも優れているのです♪

この記事を読んだ方が伝える力を磨く意義に共感して人間関係を大事にすることで、世の中が今日よりもっと良くなることを祈っています♪


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