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楠 (クスノキ)


五月頭、この樹木は満開の時を迎える。
咲いては落ち、咲いては落ちを繰り返す為
この大樹の下にいると風が吹く度に終わった
花がパラパラと雨の様に頭の上から降り注ぐ。


この樹木の学名と洋名に入ったカンファー、
カンファーラの名称は防虫剤や医療品に使う
カンフルが語源となってて、クスノキの枝葉
を蒸留させて採取できる無色透明の固形物の
事を指す。日本では仏像にこの材木が使用を
されていたのは防虫効能により長く保つから
に他ならない。


この葉を一枚千切って揉んでやると強く良い
芳香を放つ。この枝を折ったものも同じ芳香
が鼻腔をくすぐる。



この開花の時期、クスノキの下には夥しい数
の小枝が落ちている。これは自身で不要だと
みなした小枝には離層が生じさせて、剪定を
自らが行うものなのである。なのでこの時期
クスノキの下は小枝だらけなのだ。



これら切り離し地面に落ちた枝であるがこれ
自体に防虫効果がある。何本がを束ねたのを
タンスに入れると心地よいアロマの香りと共
に天然の防虫用品になるので是非、試して
欲しい。


和名 樟 (クスノキ)
   楠 (クスノキ)
   樟 (クス)
   楠 (クス)
洋名 カンファー ローレル
   (CAMPHOR LAUREL)
学名 シナモマム カンファーラ
   (CINNAMOMUM CAMPHORA)
分類 クスノキ目、クスノキ科、ニッケイ属
種類 常緑広葉樹、高木
草丈 20〜30m
開花 晩春〜晩夏
原産 日本、関東より南部
   中国、長江より南部
   台湾、ベトナム
言葉 寛大
   包容力

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