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WWEプロモ翻訳 ザ・ミズvsダニエルブライアン (2016)

こんにちは、Egoistic Islandです。noteでWWEのプロモーション翻訳を載せています。今回はザ・ミズ対ダニエルブライアン、解説番組中にヒートアップした2人のやりとりを翻訳しました。下に英語の動画を載せていますので、ぜひ観ながら、聞きながらお楽しみください。本文の後に解説を載せていますので、このプロモの背景、登場人物を知りたい方はそちらも合わせてご覧ください。

本文

ブライアン:

他に言い方が見つからないんだけど、君は腰抜けだ。試合を見る限り攻撃を受けたくないように見えるよ。俺はインディーの出身だけど、個人的にはWWEっぽいと言えば君みたいなプロレスが思い浮かぶよ、俺には君のスタイルはソフトで、WWE用に変化させたように見えるかな。WWEもここ数年で…

ミズ:

おい、ちょっと話を止めろよ。お前は、俺を、腰抜けだと言うのか?俺がリングの上で、腰抜けだと?そう思うなら少し聞けよ。俺がこのスタイルを貫いているのは、10年以上、毎日のように続けられっからだ。俺は今まで、一度も、キャリアの中で一度も負傷してないんだぞ。一年の内で6か月欠場したなんて経験も無い。俺は毎日、毎週ずっとここで働いてるんだ。お前はただそこに座って、俺を腰抜けと呼ぶのか?いいか、俺が腰抜けについて教えてやるよ、ダニエル。お前はファンに、この仕事を愛していて、必ず復帰するって約束したよな?必ずリングに戻って来て、このタイトルに挑戦するって。でもお前は復帰しなかった。違うか?それでも俺が腰抜けだと…

ブライアン:

もしWWEが復帰を許可したら、俺はすぐにでもリングに戻るさ。

ミズ:

ああ、本当か?本当に復帰すると?お前はWWEのリングが好きだもんな、お前はレスリングを愛している。リングに戻ることを強く望んでいる。そうだろ?なら、何で退団しない?さっさと退団して、小さな劇場でインディーズのお仲間と試合でもすればいいだろ!

ルネ:

ちょっと落ち着いて!このショーは口論の場じゃないのよ!

ミズ:

黙ってろよ!ルネ、このショーは最高だ、ありがとう。でも俺はコイツと話をしなきゃならない。早急にな!コイツは俺の事を腰抜けと呼ぶが、WWEに復帰しないコイツの方が腰抜けだ。

ブライアン:

(マイクを置いて立ち去る)

ミズ:

おい、待てよダニエル、逃げるなよ、逃げるな!いいか、俺こそが、ファンを愛して、ここで働く皆の事を大事に思ってるんだ。お前はいつだって、すぐに逃げてばっかりじゃないか!お前が腰抜けだ!俺は腰抜けなんかじゃないぞ、俺はICチャンピオンだ。俺がこのタイトルを最も重要で、栄誉あるものにした。スマックダウンライブは、俺をもっとリスペクトするべきなんだ!いいか、カメラをこっちに向けろ。今は141日目、永遠に続く俺のICタイトル防衛ツアーの途中なんだ。俺はお前らに誓う、約束する。このICタイトルが、スマックダウンライブで最も重要なタイトルだと。周りの奴らが何と言おうと関係ない。タッグ王座も、女性王座も、WWE王座だって関係ない。これは俺のショーだ!お前らやGMが俺を腰抜けだと批判するのにはもううんざりだ!お前らの方こそ腰抜けだ!俺は毎日ずっと、リングで相手をぶちのめしてんだよ!ご清聴どうもあり…(マイクを投げ捨て立ち去る)

解説

今回はSmackdownの放送後に行われる解説番組中に、ダニエルブライアンの発言がきっかけでヒートアップしたザ・ミズのプロモです(ルネは左側の女性解説者)。両者ともプロレス歴10年以上のベテランですが、WWEでのキャリアはミズの方が長く、ブライアンは他団体で長く経験を積んでからWWEでデビューしました。双方のプロレスにおいての価値観の違いが顕著に表れる回でした。ちなみにこの時ブライアンは首の怪我で現役引退中。ゼネラルマネージャーとして試合以外で活動していましたが2018年に現役復帰し、ミズとも対戦しています。

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