こんにちは、Egoistic Islandです。noteでWWEのプロモーション翻訳を載せています。今回はNXTのネイサン・フレーザーのプロモを翻訳しました。下に英語の動画を載せていますので、ぜひ観ながら、聞きながらお楽しみください。本文の後に解説を載せていますので、このプロモの背景、登場人物を知りたい方はそちらも合わせてご覧ください。

本文

やあ皆さん、記念すべき初回のハード・ヒッティング・ホーム・トゥルースへようこそ。ホストのネイサン・フレーザーです。
皆さん驚きじゃないですか？サプライズです、私はリングで飛び回るだけじゃないんですよ。ハード・ヒッティング・ホーム・トゥルースでは、私のことを知るだけでなく、その過程であなた自身のことも理解できるようになるかもしれません。
さて、昨年の10月ハロウィーンハボックで行われた北米王座戦のラダーマッチで私は恐ろしい怪我を負いましたが、復帰してからは流れがあまり良くありません。ご覧の通りウェス・リーとの試合、アクシアムとのバトルロイヤル、そしてドラゴン・リーと、勝利まで非常に惜しい場面まで近づきましたが、何かが足りませんでした。
悲しく憂鬱になり、ガッカリするのはとても簡単ですが、私は先週あることに気が付きました。それは私だけでなく、これまで何度か試合に負けたことがあるNXTの皆さんにも共通して当てはまることです。この場所は非常に残酷な場所です、そうでしょう？ロッカールームは荒くれ者と荒くれ女で一杯です。荒くれ女？そんな言葉無いでしょうがこのまま続けます。
あなたは時に世界レベルのアスリートに対して3秒間後れを取りますが、それでいいんです。ここにいる人は皆高い技術を持っていますし、そうでなければここには残れません。言い訳したり、嘆いたり、文句を言ったりする必要は無いんです。すべきことはただ一つ、自分の内面と向き合う事です。
つまり、減速しないで進み続ければ悲しくなることもガッカリすることも無いのです。これは私がリング上で信じられないほど素早い動きをするからと言うだけではありません。それも一つですが、人生ではスピードが肝心ということです。スピードは重力を無視します。飛行機がどうして重力を無視して飛び続けられると思いますか？速すぎて落ちないのです。常に物事を継続し、自身を改善し前に進む方法を探し続ければ、不幸に、これ以外にいい言葉はありませんが、不幸に追いつかれることもありません。
と言う訳で、私が教えた通り練習して、考え方を変えていきましょう。今回はこのあたりで、ネイサン・フレーザーがお届けしました。啓発的でしたね、ではまた。

解説

イギリス出身のネイサン・フレーザー(まだ24歳！)が情報番組のキャスターのような立ち位置でプロモを行っています。綺麗な発音の英語で自身の経験と自己啓発的なトークを披露しています。フレーザーは高い試合技術を持ちながらも、薄いキャラ設定の影響か過去に不遇の時期を過ごしました。このトークショーのギミックが彼のキャラクターを確立させて、新たなライバル関係やストーリー展開に繋がっていくことが楽しみです。