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WWEプロモ翻訳:ウーソズ(2023)

こんにちは、Egoistic Islandです。今回のプロモはブラッドラインの内紛とウーソズの独立を描いたストーリーです。下に英語の動画を載せていますので、ぜひ観ながら、聞きながらお楽しみください。本文の後に解説を載せていますので、このプロモの背景、登場人物を知りたい方はそちらも合わせてご覧ください。

本文

レインズ:問題は...お前の兄弟だ。分かってるよ。俺とお前らはずっと一緒だったじゃないか。お前たち二人は引き離せない、それが双子ってもんだろ。ただお前は理解しなきゃ...

ジミー:ヨー、問題はお前の兄弟じゃないぞジェイ、問題は、俺たちのいとこだ。今こそ明らかにしようじゃないか。こいつは自分がリーダーで、お前の面倒を見てると言ってるが、実際のところ利用してるだけじゃないか、だろ?おい、こっちを見ろよ。お前本当にコイツの戯言を信じるのか?こっちを見ろ。信じられるのか?

ジェイ:ミスター番狂わせ、成功しそうな男。おい、こっちの言う事も聞けよ。謀反は上手く行ったな。ただお前は傷つき、俺は出世した。スマックダウンのメインイベント、PPVのメインイベント、レッスルマニアのメインイベント、全部俺がこなしてやった。何故かって?皆知ってるぜ、俺は彼の右腕、メインイベント・マン、ジェイ・ウーソだからだ。それは全部彼のおかげなんだよ!よく聴け、お前は追放だ!そして俺も一緒に出ていく

ジェイがレインズにスーパーキック

アナウンサー:なんてこと!そしてソロもウーソズに撃退されました!

レインズ:俺が必要じゃ無いってのか!

ウーソズがレインズにダブルスーパーキック

アナウンサー:大方の予想通りブラッドラインは終わりです。ローマン帝国は、ウーソズによって崩壊しました!

解説

ローマン・レインズ、ウーソズ、ソロ・シコア、マネージャーのポール・ヘイマンから成るブラッドラインは、2020年中頃に結成され現在まで活躍していました。絶対王者のレインズと元タッグ王者のウーソズ、新進気鋭の若手シコアは全員血縁関係であり、ウーソズとシコアは兄弟、レインズとはいとこという関係になります。

結成の際にもレインズがジェイを試合で破り弟子入りさせたような関係から始まりましたが、その後2年間は順風満帆でした。途中シコアも加わりましたが、新メンバー候補のサミ・ゼイン(過去記事にも登場)の扱いを巡って関係が混乱、レインズはウーソズよりもシコアに信頼を置くようになり、今までよりも強く権力を誇示し始めました。

そんな中先立ってジミーがレインズに造反、双子の片割れジェイはレインズに付くかジミーに付くかの二択を迫られていましたが、今回の放送で決着がつきました。

今回のプロモでは発言者以外の表情や動作にも特徴が見られます。ジェイが味方に付くと信じていたレインズの笑顔や、裏切られた側のヘイマンの動揺等、プロの演技が数多く見られるため、そちらにも注目してご覧ください。

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