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雪の日

雪景色を撮っていると、普段とは違う明暗に、何やら昂揚した気分がする。
そして、気がついたときにはいつの間にか、心も身体も冷え固まっている。
辺りは薄暗がりに包まれ、
「やべえ、そろそろ帰らなくちゃ」
と慌てたら、お堂の中の仁王さまがニヤリ、笑っていた。

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