江口晋太朗 | SHINTARO Eguchi

編集者/ジャーナリスト。 編集ディレクション、デザインファームTOKYObeta 代表として活動。著書に 『日本のシビックエコノミー』『ICTことば辞典』『パブリックシフト』など。1984年生、福岡県出身。 https://eguchishintaro.jp

”日本版RBG”たちのこれまでと選択的夫婦別姓

参院選の政策議論の一つである選択的夫婦別姓

7月4日公示の参院選に先立ち、党首討論において女性活躍の一つとして選択的夫婦別姓の是非についての議論がかわされた。経済成長の観点のみならず、男性も女性も含めたすべての人達の人格権などの権利の問題として考えていく必要がある。

選択的夫婦別姓は、2015年の訴訟で一度は棄却されたことは記憶に新しい(判決結果と主文はここから閲覧できる)。

その最高裁の判

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映画を軸に新しい文化体験を作り出す「シネカルライブ」プロジェクト開始、7月7日に対談企画を実施

映画は、”何を”観るかも重要だが、”どこで”観るかも大切ではないだろうか。

最近では、爆音上映や応援上映といった、映画コンテンツを楽しむための仕掛けを行う映画館も増えてきた。映画館という場所からすると、いかにして特色ある機能や設備を打ち出し、誘客を図るかが求められる。

これらの取り組みは、映画のコンテンツとしての側面をより良いものにしていこうとする動きといえる。せっかく1800円とか2000円

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見巧者を目指して

あらゆる産業、文化、業界において、それらをより良いものにしようと下支えしてるのは、その分野に精通している人物ではないだろうか。

芸能の世界で、芝居などを見慣れてて、見方の上手な人のことを「見巧者」と呼ぶ。よく歌舞伎などで間の手をかけたり「よっ!〇〇屋!」と叫んだりする人がまさにそれだ。

見巧者は、ある意味でその分野に身を費やしてると同時に、その文化が廃れていくことを良しとせず、常により良いもの

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消費者から愛用者へ

伝統を伝統のままにするのではなく、変化をしながらもそこにある本質は変わらないままにしていくことも、時には必要なのかもしれない。

技術や伝統は、それまで培ってきたその地域の歴史に強く紐ついで育まれてきた。

かつて、各地で取れる海の幸や山の幸は、気候や風土に沿って様々な形や大きさなどの種類が存在し、職人は、その食材に合わせた包丁や調理道具を仕立てていたという。野菜や魚をうまくきれいにさばくために、

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選択的夫婦別姓訴訟の地裁判決

3月25日、サイボウズ青野さんの選択的夫婦別姓の地裁判決があるということで、 ハフポスト にコラムを書きました。

原稿の編集に 元ハフポスト編集で今はフリーランスの笹川かおりさんが丁寧にコメントや赤入れをいただき、読みやすい内容になっています。ありがとうございました。別姓だけではない、家族のあり方やパートナーシップのあり方について書いてみました。

昼からは裁判の判決を聞きに、東京地裁へ。

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親戚も家族も人付き合い

「死後離婚」という言葉を先日聞く機会があった。「死後」と「離婚」という二つのワードが組み合わさった強烈な言葉で、最初聞いたときはびっくりしたのを覚えてる。

実際には法律用語ではなく、メディアが作った造語であることを後で知る。「離婚」は婚姻関係にいる人同士が別れるものとして使われているが、「死後」と付いているように、夫婦のどちらかが亡くなったのちに行う行為のことだ。

ただ、「離婚」は本来は夫婦の

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