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育児期の夫婦間のあり方について考える

今年の年末年始は7連休を過ごしておりますが、コロナで行動範囲も限られる中でイヤイヤ期絶頂継続中の3歳児と毎日過ごすのは、楽しさもありますが正直夫婦ともにストレスも半端なく、体力も削られながらの日々でございます。1日もあっという間で気付けば連休も5日が終わっておりました。

さて、連休中のTwitterで下記のような投稿があり、思うところもあって少し記事を書くことにしました。

モンテ®3mさんのこの投稿は、育児中の夫婦のあり方を考えるうえですごく大切で、私と妻が意識的にに大切にしている部分でもあります。

最初に書いたように、子供と接していると一日はあっという間。自分の時間はほとんどなく、コントロール不能な相手によってずっと自身の行動を制御されている状態です。子供が寝た瞬間にようやく自分のコントロールできる時間がやってくるのですが、その時すでに体力は無くなっていて、まさに「なんもしてねえなぁ」の状態のまま、すでにそこから何もする気力もないまま一日を終えることもしばしば。

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テレビやネットの中にはそこから何時間も勉強できる人、パーフェクトに家事をこなす人、そんな人が目立ったり、標準化されたりすることもありますが、個人的にはそういった人はスポーツで言えばプロの選手とかそういった立ち位置で見ています。それが当たり前と思ってしまうと、ほんとに自分がダメに思えてしまう。

私も妻も、基本的に体力がありません。これは単純に走ったりする体力の話ではなく、生きていくうえでの体力の話です。ちょうど先日何かの記事でホリエモンさんが「体力のない人のことが理解できるようになった」ということを話されていましたが、ホリエモンさんのように寝ずにどんどんと行動できる人と、一定のキャパを超えると体がダメになってしまう人と、これはトレーニングなどでどうこうできることではなくて、自分の体力を理解しながらそれとどう向き合うか?が大切と考えています。

少し話が逸れましたが、この「体力のない夫婦」は決して珍しくもなく、どちらかといえばこちらが一般的・・・と勝手に考えておりまして、その中でどう育児をしていくか?を考えることが、終わりの見えない育児生活の中で重要なのかなと思います。

下記は、私が(おそらく妻も)大切にしていることです。

1.パートナーの得意なところ、苦手なところを理解し、フォローしあう。
2.「今日はなにもしていないな」という感覚をなくす
3.自分にできない部分へのフォローに対してのリスペクトを忘れない
4.努力はするが、無理をしない

1について、これがベースになるので私の中で一番重要なのですが、夫婦といっても育った環境も性格も考え方も得て不得手も全く異なるので、自分は何が得意、不得意で、パートナーは何が得意、不得意か、100%までいかなくとも60~70%くらいを理解しながら、互いにそこを埋めあうことへの努力をすること。

2について、モンテ®3mさんの投稿にあったように「なにもしてない」という感覚は育児においてほんとに陥りやすい心理状態で、それが続くと互いにつらくなってきます。できれば毎日、難しい場合は時々でもいいので、「育児を一日頑張った」ことをお互いに褒め合えると結構救われます。

3について、1でお互いが努力、フォローしてくれることを「当たり前」と思わず、リスペクトし、可能なら言葉でもって感謝を伝えることをしてほしいと思います。「言わなくても感じてくれる」「感謝を言いすぎたらありがたみがなくなる」ということを聞いたこともありますが、パートナーがそう感じる人であれば別ですがほとんどの人は言葉で伝えないと伝わりません。

4について、とにかく無理をしない。育児の世界はネットで調べれば調べるほどに、苦行とも思えるような情報で溢れています。身の回りに人がたくさんいて、ちょっとした隙間に子供を見てもらえるような時代ならそれでよかったかもしれないけど基本的に夫婦でずっと子供を見るような時代では、それにあった生活をしてもいいはずです。冷食でも宅食でも活用できる便利な仕組みはどんどん活用して、できるだけ無理はしないでいいという考え方を夫婦で共有して欲しいと思います。

もちろん努力は必要です。ただ、努力する方向を間違えているような気がする事案も多々見かけます。目の前のパートナーが苦しんでいるのに、「〇〇くらいできて当たり前!」というような話は論外で、何に苦しんでて、じゃぁどう解決しようか?何か解決できる手立てはないか?とお互いに考えられるようになると、大変な子育ても適度にストレスを発散しながら過ごしていけるのかなと思います。世間的にできて当たり前のことも、1で考える互いの得手不得手で互いに大の苦手であれば、克服する努力よりも代替え手段を考えるのも大切です。

十人十色の子育て。答えなんてないので夫婦互いにとってベターな形を模索していきましょう。もちろん私もまだ3歳児1人子育てのペーペーなので、何も答えは見えておりません。ストレスが溢れて過度に子供に叱ってあとから後悔したりもします・・・。

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子供は最近私の真似をしてカメラで写真を撮るようになりました。ミラーレスを渡すのはさすがに怖いので、妻のサブカメラの耐衝撃のカメラで時々楽しそうにパシャパシャと。電源を入れるボタン、シャッター、それと再生ボタンと、あとは手にストラップを巻いて使うことも覚えました。子供の成長はほんとに速い。負けてられないなと思うことが日々増えてゆきます。

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それと家から離れた猫のあじとに何度となく足を運ばされては、帰りの1㎞以上の上り坂をおんぶさせられます。気合と根性と体力は子育てには欠かせません・・・・・っていうのはちょっと記事と矛盾してるかもしれませんね。

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