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映画スタッフ

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製作者、プロデューサー、監督、キャメラマン、脚本家、等
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2021年11月の記事一覧

カッコーの巣の上で(1975)

カッコーの巣の上で(1975)

製作、マイケル・ダグラス/ソウル・ゼインツ
監督、ミロシュ・フォアマン
撮影、ハスケル・ウェクスラー
出演、ジャック・ニコルソン、ダニー・デビート、ルイーズ・フレッチャー、ウィリアム・レッドフィールド
WB、133分。

1975年、ジャック・ニコルソン、38歳。
21歳で映画デビューし、1969年の『イージーライダー』の時 32歳。

なんといっても、ラストシーンがたまらない!
あれは明らかにカ

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映画『Into the wild 』再見

映画『Into the wild 』再見

2017年、『In to the Wild 』を、二度めで、興味深く、みた。

最初にこの映画のことはmixiでで、アメリカ在住のマイミクさんの記事で知った(2007年アメリカ公開当時)のだけれど、映画よりも先に原作本を読んでいた。
その本との出会いも、ほんとに、たまたまの偶然だった。
そんなわけで、期待感が大きかったのだろう、後になってDVDをみたら、なんだかなぁ~~?てな感じだった。(みたのは

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映画プロデューサー、中沢敏明

まずは。同姓同名関連で。 名の方の字は違うのだけれど、中沢としあき、というと私の妹の旦那が同じ名なのだった。
そうして、『大鹿村騒動記』の製作者の中に中沢敏明の名があった。
中沢敏明の名を記憶したことになった映画は・・『おくりびと』(08)だった、、かな。 ?

ともかく。
検索してみた、、けど。 出自はよく判らない。が。いくつかのサイト(グーとかウィキペディアとか映画.コムとか)のぞいてみて、

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『この胸のときめきを』

『この胸のときめきを』

『この胸のときめきを』1988年 10月、102分。
製作、林ゆたか、安本正満
プロデューサー、中村賢一
原案・脚本、中岡京平
監督、和泉聖治
音楽、長戸大幸、林ゆたか
出演、畠田理恵、森沢なつ子、松下由樹、保阪尚輝、田中邦衛、哀川翔、香坂みゆき、(以下三名は友情出演)室田日出男、宇崎竜童、あべ静江、。

京都を舞台に、地元の高校生や、京都に修学旅行に来た福岡や仙台の高校生、さらにはヤクザまで

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城戸賞

以下、
2008年12/01にmixiに書いたもの。
その後については、後記したい。
なにしろ、2013年以後、城戸賞受賞作の映画が撮られてないし。。??日活はどうなっているのか?気になるし。より詳しくはウイキペデイアで見てもらうとして。とりあえず、メモとして。

~~~~~~~~~~~~~~
映画プロデューサー、城戸四郎の理念に基づき、新人脚本家発掘を目的とした、映連の「城戸賞運営委員会

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城戸賞、その後

城戸賞じたいは毎年行なわれているようだけれど、 さて映画化されているかといえば、パッとしていない。 ←映連のHPより。
http://www.eiren.org/kido/index.html

つまり、2013年以後、受賞作は出てるが映画化されたものはないのだ。 ? ? そんなんでいいんか? 映画化されない脚本って?
映画化されそうにもない脚本を城戸賞に選んでいるのか?……それはおかしいだ

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脚本家

脚本家

アメリカ人の脚本家では、ウイリアムゴールドマンをあげておきたい。(日本人では中岡京平に関して書いた。『この胸のときめきを』や『城戸賞』で)

ウイリアムゴールドマン
1931/08/12~2018/11/15、87歳で没。

まずは、『遠すぎた橋』('77)。
主役級の役者目白押し!
ローレンス・オリビエ、アンソニー・ホプキンス、ショーン・コネリー、ロバート・レッドフォード、マイケル・ケイン、ジー

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映画カメラマン、ハスケルウエクスラー

映画カメラマン、ハスケルウエクスラー

1926.2.6. イリノイ州シカゴ出身。
『ウ゛ァージニアウルフなんか怖くない』(66)と『ウディガスリー/わが心のふるさと』(76)で、二度のアカデミー賞撮影賞受賞の、映画カメラマン。

1966『バージニアウルフなんかこわくない』、1967『夜の大捜査線』、68『華麗なる賭け』、
'73『アメリカングラフィティ』
75『カッコーの巣の上で』、76『ウディガスリー/わが心のふるさと』、78『帰

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『夜の大捜査線』関連、ズームレンズ

『夜の大捜査線』関連、ズームレンズ

『夜の大捜査線』。1967年公開。
DVD買ってあったからまた見てみた。

この映画に関しては、
映画の内容そのものよりも、この映画に関することどもの方のが、私にとってはより興味深いのだった。

その一つが、映画でのズームレンズ撮影についてのこと。
以前、mixiにこの映画のこと書いた際、
↑ウイキペデアに書いてあったこと(この映画エピソード欄に)をそのまま書いてしまった。2011/02/19

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『青春の殺人者』のスタッフたち

『青春の殺人者』のスタッフたち

監督の平山秀幸に関して。

『青春の殺人者』(1976)
長谷川和彦、初監督映画。配給がATG。
詳細はウイキとかを見てもらうとして。
私は、この映画のスタッフに関して書きたい。
この映画は、ATGに関わっていた多賀祥介(この人のことは良くは判らない。殊に多賀英典との関係) が、長谷川和彦に「監督として一本撮ってみないか」と声をかけたところから始まっている様で。
製作に、今村プロとATGともう一

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原正人。アスミックエース

『エベレスト神々の山嶺』の配給に、アスミックエースがあった。
因みに、製作はKADOKAWA。
監督は平山秀幸。

現在(2006年以降)住友商事が75.3%の株式を所有。角川映画が20%。

アスミック・エースエンタテイメントといえば、なんつったって、原正人。(今はもう一線から退き特別顧問となっている)
原正人は、早稲田大学中退後に今井正や山本薩夫などの独立プロで製作や宣伝をしていた人

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デビッドフィンチャー

たまたま『ゴーンガール』を見た。。それで。

今までデビッドフィンチャーが監督した映画10本の内、見てないのは三本だけ、という素晴らしさ??、なのだ、けれども。しかし。
私はこの人の監督映画、どぉ~~も・・??で、好きな映画監督だととても言えるものではない。
たまたま、そうなってしまっただけ、なのだ。
メジャー映画初監督としては破格の製作費として注目された『エイリアン3』はエイリアンシリーズの中で

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・・連想

きっかけは……?
えっと、 デビッド・フィンチャー。

『パニックルーム』('02)もだったんだ、と判り、ジョディ・フォスターを調べ、エイドリアン・ライン(初監督映画が『フォクシーレディ』'80)やロバート・ゼメキス(『コンタクト』'90)にいかないで、『ダウンタウン物語』('76)のアラン・パーカーにいって、……

アラン・マーシャル製作映画を調べていたら、『氷の微笑』('92)が

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アランマーシャルと、

アラン・マーシャルは、マリオ・カサールと組むことが多かった。
たとえば、
アラン・マーシャルがマリオ・カサールと組んで作った映画に、ポール・バーホーベン監督の『氷の微笑』や『ショーガール』がある。

アラン・パーカー監督について書いた時、製作のデビッド・パットナム(A・パーカーの映画初監督作品『小さな恋のメロディ』の製作者) と共に、
その後のアラン・パーカー監督作品の製作者に、アラン・マーシ

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