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夕食に立ち寄っただけの湖畔の街

予約をしていたホテルに到着するのはかなり遅くなると判断したため、中途の街にて夕食を済ませてゆくことに決めた。

レストランに関しては通常はTripadvisorで入念に下調べをしてゆく時もあるが、今回はかなり行き当たりバッタリの旅であったため、近くのパーキングハウスに車を停め、桟橋まで歩いて行った。

岬には5,6軒のレストランが林立していた。
途中のレストランの店主から、入り口付近にてジンジャーショットを頂いた。申し訳なかったが、そのレストランでは食事は戴かなかった。ハンバーガー、ピザが台頭していたからである。是非、これが食べたい、というものはなかったがピザという気分でもなかった。

結局、桟橋の一番先端のレストランをトライしてみた。


桟橋の付け根、アイスクリームとカフェ、隣のレストランの名は「税関」


桟橋の先端まで林立するレストラン、価格帯も提供するディッシュの種類も異なっている。ジンジャー・ショットを頂いたのはほぼの真ん中に位置するレストラン


飛び入りした先端のレストラン、停泊している船の中は寿司レストラン部門になっている。申し訳ないが、寿司に関してはストックホルムにお気に入りのレストランがあるため、ここでは辞退した


もう少し暖かくなったらこちらのレストランにも地元の若い人達のハブとなりどんちゃん騒ぎが展開されるのかもしれない。少なくともホームページからはそのような印象を受ける


これらのレストランからは、いずれの席に座っても水景色は臨める。こちら側に座った後に多少後悔した。夕陽に照らされている側に座れば良かったと


この地方にはミシン、洗濯機とオートバイ製造で世界的に著名なHusqvarnaフスクヴァーナ町も所在している。17世紀から1989年まで王室に納めるマスケット銃(先込め式の滑腔式歩兵銃)を製造していた


車に四時間以上も座っていればお腹は空かないと
思いがちであるが、飛行機、電車、車に長時間乗っている時の楽しみの一つは食事である。このレストランにては牛ヒレ肉のパスタを注文した。地方都市としてはそこそこ美味。


食事を済ませたあとは市内を観光する余裕もなく、夕陽に別れを告げ旅路を急ぐ。豪雨と晴天を繰り返していた一日であったが、このころになると空もようやく気が済んだようであった


一条の単線線路を横切り、車に戻る。線路には何故か表現し難い風情を感じる


ヴェッテルン湖にも間もなく夜の帳が下りつつある。暗くなりすぎる前に予約したホテルの所在する町まで辿り着きたかった


飛び入りしたレストランにて掛かっていたBGM。いろいろとバージョンがあるようであるが、こちらは日本の武道館で開催されたと記されている。当時の日本女性の中には、白い衣装をその長い脚にて着こなしたこの長髪のアイドルに恋焦がれてしまった方々もいるのではないか。



多少肉付きの良くなったグループが2021年にこの曲を歌っている(?)動画を見つけたが、彼らは相変わらずアイドルである。

ご訪問を下さり有難う御座いました。

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