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自己紹介と記事の内容について

はじめまして!
「英語とことばのお兄さん」というスーパーありきたりなアカウント名で記事を書き始めました。その方がわかりやすいかな、と思いまして…
ここではご挨拶として、このような記事を書き始めたきっかけ、そして私が一体誰なのか、どのような方に向けて、どのような内容を、どのようなことを心がけながら投稿していくのか紹介したいと思います。
少しでも興味が湧きましたら、フォローしていただけますと嬉しいです!

記事を書き始めたきっかけ 〜教育におけるSNSへの危機感〜

昨今、YouTubeやInstagram、さらにはtiktokに至るまで、「発信する場」が増えてきましたね。自己表現をできる場が増えることはとても良いことだと思います。ただ「先生」をする者としては、この現状を少し怖いなぁとも思っています。
誰でも「先生」になれてしまうのはかなり怖いことです。純粋に英語が好きだから発信したいと思ったり、帰国子女や留学の経験を他の人にも広めたいと思ったりすること自体はすばらしいことです。しかし、一度「先生」という立場になってしまうとそこには必ず大きな責任が伴います。
「先生」は、“決して間違ってはいけない“というのが私の考えです。「先生だって人間なんだから〜」という声もわかります。しかし、殊「先生」という立場の間違いは、自分に跳ね返ってくるだけでなく、下手すれば他人の、目の前の生徒の人生に影響を及ぼす恐れさえあります(決して大げさではありません)。

その点、SNSをはじめとした様々なプラットフォームで発信している「先生」なる方々の発信内容を拝見すると、あまりに「嘘」「大げさ」「紛らわしい」内容が多過ぎて、とても危機感を覚えています。
もちろん皆が皆そうとは限りません。とても有益でわかりやすい情報発信をされている方もたくさんいます。しかし、バズることやフォロワーを増やすことが最重要で、「先生」としての責任など二の次である方も残念ながらたくさんいらっしゃいます。内容が間違っている、動画の字幕にスペルミスがある、ご本人の発音が間違っている、不適切な表現がある、などなど(今まで見た中で1番酷かったのは、動画内で”Son of a *****!”と発言していた動画です。教育系の動画で、です。唖然としてしまいました)。視聴者がこれをまに受けて真面目に学習してしまったら、どう責任をとるつもりなのでしょうか。
そういった「先生もどき」の方々の発信内容を見ると、「先生」の端くれとして憤りすら覚えます。

僕は、そういった方々を叱責する立場にはありませんので、あまりに酷いものには訂正のコメントをつけるくらいしかできませんが、せめて今教壇に立っている英語の先生方や、英語をはじめことばが好きだという方々には、正しく、深く、詳しく、そして楽しく英語を知ってほしいと思い、このnoteでの発信を始めました。

そういうお前は誰なんだ?というお話

申し遅れました。
私は、幼少期を英語圏で過ごしたいわゆる帰国子女でして、その後国際基督教大学で言語学を学び、英語講師になったという、ちょっと変わった経歴を持った英語の先生です。
ありがたいことに、帰国子女としてのネイティブスピーカーの感覚、言語学を学んだ経験による専門知識、そして英語の先生としてのそれなりのレベルの経験を持っています。
ただ、まだまだ勉強中ですし、上から目線になるつもりはありません。自分の知識や教え方を絶対的なものだとは思っていませんし、上でこれだけ偉そうなことを言った以上、僕自身絶対に間違うことはできないですから笑

ここで投稿する内容と私が大切にしたいこと

ここでは、文法の話をはじめ、英単語の話、英語史の話、はたまた言語学の話、時には他言語の話に至るまで、ことば好きの皆様に楽しんでいただけるようなお話をたくさん発信していきたいと思います。
目的はとにかく楽しんでいただくことです!主に現役の英語の先生に役立てていただけるような内容や、英語はもちろんことばが好きだという方々にわくわくしていただけるような内容を心がけて投稿するつもりですが、どなたに読んでいただくにせよ1番大切にしたいのは、「ことばって楽しい!」と思っていただくことです。
ぜひ、わくわくしたお気持ちで、そして心のハードルをちょっと下げて、まずは記事の内容をお楽しみいただけますと幸いです!
また、英語の先生方におかれましては、有用な部分があれば授業等でご自由にご引用ください。それでより多くの子どもたち、生徒さんたちにことばの楽しさに触れてもらえるなら本望です。
ただ、ひとつだけご注意いただきたいのは、「正確で詳しい=わかりやすい」ではないということです。先生をされている方はご経験があると思いますが、「厳密にいうとこれが正しいんだけど、その説明だとわかりづらいんだよなぁ」ということは往々にしてあります。それでも先生は、頭の中では正しい知識を正しく知っておくことが重要です。それをどのように噛み砕いて説明するか、時には簡略化して、時には厳密さから離れて説明するかは、先生の腕次第です。
私の記事が、その際の小さな参考になれば幸いです。

最後に、、、

ここに載せる記事は、私の「帰国子女」としての、「(素人)言語学者」としての、そして「英語講師」としての経験と知識、学習成果の中間報告のようなものです。手前味噌ですが、それなりに貴重なものだと思っています。ですので、有料の記事が多くなると思います。その点はご了承ください。
お値段は記事の内容によって多少変えようと思っていますが、やや強気の価格設定になることも多々あるかと思います。決してがっかりさせない内容になるよう、常に「お値段以上」を心がけますので、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、一緒にことばの世界を楽しみましょう!!



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