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実践型コンサル思考③リーダーの存在意義

このシリーズでは、“言われてみれば、確かにそうだ"と感じる、仕事に役立つ考え方を、自分の体験と共に共有します。

日々の業務を、より早く、高いクオリティで進めるために、一般の会社員の方にも役に立つ情報のはずです。

↓↓前回記事↓↓

■どんな人にオススメ?

今回のテーマは、リーダーの存在意義に関してです。

リーダーを任されているけど、何を大切にしたらいいんだろう
リーダーの役割っていったい…

そんな状況の方にお勧めです。組織やコミュニティにおけるリーダーの役割を、僕の目線からお伝えします!

言われたことをやるのが文化

僕は、日本の学校教育で育ち、大学を卒業後、一般企業に入社しました。レベルの高いサービス業をやりたいと思っていたので、外資系のホテルへ入社。

それから紆余曲折あって今があるのですが、日本の学校教育や、新人教育のほとんどが「言われたことをちゃんとやるんだ」という文化が強い様に思います。

この文化の良い悪いを言いたいのではなく、日本の制度で育ってきた人と仕事をすることがほとんどなので、「言われたことをちゃんとやる」属性の人が多いことを掴んでおくのが重要だということです。

裏を返せば

言われないとやらない

こんなスタンスの人が、比較的大勢います。この中で、リーダーがどんな立場を取るべきかが、今回の焦点です。

人は最も影響を受けやすい生き物

人はとても影響を受けやすい生き物です。こんな逸話があります。

世の中には、様々な環境で育ってきた人がいる。
例えば、オオカミに育てられた少年の話は有名であろう。彼は四つん這いで歩き、人間の言葉をしゃべることなく、オオカミとコミュニケーションを取る言葉を習得していたとのこと。

オオカミに育てられた人間は、およそオオカミの様になる。

一方、人間に育てられたオオカミも世の中に多く居る。彼らは野生で育ったオオカミとは違い、与えられた食べ物で生きる癖は付くかもしれない。されど人間の様にはいかない。

人間に育てられたオオカミは、およそオオカミのままである。

人間は、とても影響を受けやすく、日本の教育文化は、戦後言われたことをやる人材を多く育ててきました。

リーダーの存在意義はメッセージ

一言で言えば、リーダーの存在意義は”メッセージ”だと言えます。

人は影響を受けやすく、しかも言われたことをやる人がほとんど。

リーダーの発したメッセージに人は動かされ、リーダーの行動を見て真似をし、リーダーの示した先へフォーカスします。

つまり、リーダーの仕事は

・目標達成を見て自らが進むこと
・自らの行動をもって模範とすること
・目標達成へ向けたメッセージを発し続けること

これがメインだと言えるのではないでしょうか。

誤解を恐れずに表現したとすれば、自らが目標達成を見て行動し続けることで、リーダーの仕事の半分は完了です。


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