eiicon noteをご覧のみなさま、こんにちは！Project Directionグループ（以下PD）歴約2年の森です。今回のnoteでは、eiicon独自の職種であり、ぱっと聞いてもなかなかイメージしにくい “プロジェクトディレクター” の実態と業務内容について、PDメンバー6名のアンケート調査結果を交えながらライトにご紹介します！

オープンイノベーションや新規事業創出領域に転職をお考えの方、eiionやPDに少しでも興味のある方は、必読です👀

はじめに：eiiconの“プロジェクトディレクター”とは？

はじめに、「プロジェクトディレクター」について初めて知る方に向けて、eiiconの採用サイトにも記載している職種説明文を紹介します。

ディレクターと言いつつ、一般的な“制作現場の指揮運営などを行うディレクター”とは異なり、実態は“プロジェクトマネジメント”に近い点が特徴です。

オープンイノベーションによる新規事業創出の成功に向けた1つの手段として、企業マッチングを促すWebページ制作やイベント企画・運営など、いわゆる制作ディレクターのような業務にも携わる形となります。

なお、eiiconで支援しているほとんどのプロジェクトには、PDが最低1名アサインされるようになっており、コンサルメンバーやアシスタントと協力して、企業の新事業創出・マッチング等を様々な形式で支援しています。

ここで突然ですが、9月1日PD入社のOさんに、入社から2週間が経っての率直な印象について聞いてみました！

Oさんと同じように、制作ツールやデザインの知見があまりない方もご安心ください♪（ちなみに私も使えませんでしたが、FigmaやSTUDIOが使えると便利ですし、詳しいメンバーから学べるので安心です！）

レポート①：PDで働いているのはどんな人？

ここからは、実際にPDメンバー6名にアンケート調査した結果を、レポート形式でお伝えします！

はじめに、気になるPDメンバーの経歴について。eiiconの前に務めた業界を聞いたところ、広告系の業界から、出版や百貨店などのBtoCの業界まで様々。職種に関しても、セールスからマーケティング、企画と、メンバーの経歴は見事にバラけました。オープンイノベーション市場がまだまだ発展途上ということもあり、ある意味全員が未経験者とも言えます。

＜Q1. 前職の業界／職種は何ですか？＞

次に、6名のメンバーがなぜ“eiiconのPD職を選んだのか”という点について。転職活動を行っていた時の軸について聞くと、大きく「新規事業創出や共創の分野に挑戦できること」と、「ディレクション経験を活かしつつ、より多くの企業と関わる・社会インパクトのある仕事ができること」の2つに分類されました。

また、入社の決め手は人それぞれですが、スタートアップならではの“刺激”や、オープンイノベーションで市場を作っていくという“ビジョンへの共感”が、決め手になったメンバーが多かったようです。改めて、同僚がどのような意思で入社したのかを知ると面白いですね。

＜Q2. eiicon入社の決め手は？＞

レポート②：オープンイノベーション支援ならではのディレクション業務の中身

ここからはPD業務の実態に迫ります。ちなみに採用ページでは、PDの仕事内容について下記のように記載されています。

このほかにもPDは業務内容が多岐に渡るため、「これまでの経験が活かされていると感じるもの」と「これはeiicon・PDならでは／新しい経験だと感じるもの」について調査してみました。

＜Q3. PD業務の中で、これまでの経験が活かされていると感じるもの＞

＜Q4. PD業務の中で、「これはeiicon・PDならでは」「新しい経験」だと感じるもの＞

結果、これまでの経験が活かされていると感じる業務で最も多かったのは、「プロジェクトの進行管理」と「制作物の進行管理」の2つ。6名全員選択で満場一致でした！

一方、eiiconで初めて経験した・eiiconのディレクター職ならではの業務として最も多く選ばれたのは、「ソーシング」「プログラム応募者との面談・ディスカッション」「インキュベーション（への意見出し・同席）」の3つです。

※ここが面白い！オープンイノベーションを裏で支える3つの業務について

PDの重要業務のひとつである「ソーシング」とは、顧客が掲げる新規事業テーマに対し、共創可能性がありそうな企業・スタートアップの探索や個別案内を行い、企業同士のマッチング実現を目指すものです。コンサルタントが引き出した顧客の課題や、取り組みたい新規事業のテーマに対して、「この顧客には、どのようなパートナー企業が必要だろうか？」「この顧客の課題を解決できるのは、どのような技術・事業アイデアを保有するスタートアップだろうか？」など、思考を巡らせ、AUBAのデータベースも活用して探索・個別案内を行います。

また、「プログラム応募者との面談・ディスカッション」では、大手企業等が主催するオープンイノベーションプログラムへの参加を検討している・悩んでいる企業や、eiiconで支援している企業との共創を望んでいる企業と面談を実施し、マッチングをサポートします。ひとつのプロジェクトの中で、顧客（大手企業・自治体）とスタートアップ等の応募者の両方と接点を持ち、“両社のビジョンがマッチしているか？事業シナジーが生まれそうか”という視点で企業を見たり、事業共創アイデアのブラッシュアップを行うのは、この職種ならではの役目であり、面白さと言えるかもしれません。

このようにして企業マッチングが成立した後には、企業同士の事業共創実現に向けて伴走支援する「インキュベーション」を行います。このインキュベーションに関しても、コンサルタントと一緒にミーティングに同席したり、両社の間に立ってコミュニケーションサポートを行ったりすることがあるため、新規事業が生まれていく様子を間近で見ることができます。

＜Q5. PD業務の中で、一番好きなもの＞

さて、レポートの結果に話題を戻します。これらの数ある業務の中で、最も好きなものを選択してもらったところ、全員違った回答結果になりました（！）メンバーによって面白さを感じているポイントはこんなにも異なるのですね。様々な業務に携わりながら、自分の得意領域や伸ばしたい領域にチャレンジできるところが、PDの魅力のひとつであると言えそうです！

まとめ：ズバリ、PDに合うのはこんな人！

さいごに、6名のPDメンバーに「ズバリ、「PDに合うのはこんな人！」を一言で表すと？」という質問をした結果、下記のような回答になりました。

＜Q6.ズバリ、「PDに合うのはこんな人！」を一言で表すと？＞

あくまで私の主観ですが、この結果を見たときに、それぞれが回答した人の特徴を言い表すようなコメントになっていてとてもしっくりきました（答え合わせは是非入社後に・・）とにかくPDは、関わる人や業務内容が多岐にわたるため、何でもやってみたい・学びたいと思える人にうってつけの職種かもしれません🔥

長くなりましたが、eiiconのディレクター職について、少しでも理解は深まりましたでしょうか？ここまでご紹介してきた業務内容や人物像の中に、「あれ、これ私かも？」と少しでもビビっとくるものがあれば、是非PDメンバーとカジュアル面談をしてみてくださいね★それでは次回をお楽しみに！

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